「北欧からプーケットへ①」
2013-03-07 更新
3月に入り、春らしい日も少しずつ増えてきましたね。
皆様、お元気ですか?
さて、今回は昨年(2012年)の秋に出張ついでに行ってきたプーケット島でのサーフトリップの話を書かせていただきます。
僕が会社で担当している仕事はスキーウェアの輸入販売。毎年秋が深まる頃になるとデンマークとスウェーデンの2つのブランドで各国の輸入担当者が集まり、翌年の冬に売り出す商品の発表会が開催されるのです。
翌年に販売する商品のサンプルについて各国のインポーターたちが意見を出しあって、さらに進化した商品を作ろうという目論見。
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昨年のミーティングの時には、トルコ航空を使って帰り道にイスタンブールに寄って1泊2日の観光。一人だったので、1日観光バスツアーに参加してイスタンブールのハイライトを巡った。トルコはヨーロッパとアジアを繋ぐ国。素晴らしく美しいモスクや地下神殿や、まるで映画のセットのようなグランバザール。
ヨーロッパやアジアの都市とも違った独特の雰囲気は、まるでタイムスリップしたような気分だった。
ツアーに参加していたのは老若問わず、カップルばかりで独り者は僕一人...。
一人で旅をするのも好きだけど、観光地は家族や友達と来たほうが良いと思った。
しかし、今年も懲りずにエジプト航空を利用して昔から憧れだったピラミッドを見に行こうと計画していた。
実際に調べてみると、エジプトを経由してデンマークに行こうとすると飛行機代が倍くらいになってしまう...。
時間的にも2泊するのが限界だったので、断念するしかなかった。だったら、南国を経由して波乗りはできないものか?と思った。
前回のインドネシアで肉離れを起こして以来、ほとんど波乗りに行けていないのだ...。
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日本が冬になる時期に暖かい海でサーフィンできると思うとワクワクしてきた。
日本と北欧を中継(ハブ空港)する場所でサーフィンが楽しめそうな場所。真っ先に思いついたのがタイのプーケットだった。
プーケットのサーフシーズンは雨季(モンスーン)にあたる5月から10月くらいまで。僕が予定している11月中旬はすでに乾季となり、波の期待は出来ないはずだったが、昨年の11月中旬の波をネットで見てみると、腹位の波の写真が立っている。
たまたまか?と思い、更ににその前の年の同じ時期を調べてみると、やはり同じようなサイズの波の写真が載っているではないか...。
まぁ、波がなくても海水浴が出来れば良いかと、前向きに考えて今回の出張はタイ航空を利用して帰り道にバンコク経由にてプーケットに行くことにした。
早速、バンコク行きのチケットをネットで予約。バンコクからプーケットまでは「Air Asia」を購入。ホテルもビーチ沿いのホテルを予約。サーフボードは飛行機でのチャージも高いし、出張にサーフボードを持っていくことも出来ないので、現地でレンタルすることにした。
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11月の北欧も、関東のこの時期と同じで紅葉がとても美しい。日照時間は短く、夕方の4時位にあたりが暗くなってしまう。反対に夏は夜遅くまで陽がある。空気も乾燥していてとても過ごしやすい。
ミーティングは英語でびっちり朝から晩まで。集中して聞いているので、ホテルに帰るとぐったりする数日間だった。
それでもスキーやスノーボードに携われる仕事なので楽しいのだ。
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次回の「One Earth」は北欧からプーケットへ。
寒い北欧から常夏の島へ向かいます。
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