【BCM波情報活用術】其の壱:波情報の項目説明
2013-04-12 更新
今回は、BCMの波情報で触れている基本的な用語について解説をします。【風】
風の強さと向き、風の状態。
岸から海に向って吹く風を「オフショア」といい、海から岸に向って吹く風 のこと「オンショア」といいます。「オフショア」の風は、岸に向って寄せる波の面を綺麗に整えてくれるため、サーフィンに適しています。
【フェイス】
波の斜面。海面。面の状態をA~Dの段階とコメント、イメージで表現。フェイスの状態がいいと、海面にひっかかりがなく、サーフィンしやすい。風向きやブレイクコンディションと併せての活用がお勧め。
【ウネリ】
波がブレイクする前の状態。ウネリがまとまっているとサーフィン可能な波が期待でき、ウネリがバラつくとサーフィンできる波が少ない状態を指します。
【サイズ】
波の大きさ。海岸から海を見て、波のボトムからトップまでの高さをヒザ、ハラ、ムネ、頭など人物の部位の高さに例えで表現しています。この表現方法は日本のサーフィンの一般的な波サイズ表記方法。
【set】
一定の間隔でまとまって入ってくる比較的大きな波の事。コンディションによって、間隔やサイズなどが異なります。
【ブレイクコンディション】
波のブレイク状況をマークと点数で評価し、文章で分かりやすく解説。また、専門スタッフがお伝えすべきと思った補足情報を『★』印欄に掲載しています。
【位置】
波が主にブレイクしている位置。インサイドは岸側、アウトは沖側、ミドルはインサイドとアウトの中間あたりを指します。
【波数】
評価の決定基準となったブレイクの本数。ブレイクコンディションの評価(マーク・点数)決定の基準となったブレイクの参考本数を感覚的に表現。波数が多いほど、ライドできるチャンスは増えます。
【初級者アドバイス】
専門スタッフからの初級者向けへの注意点や一言コメントを掲載。BCMの波情報は一般的に「中級者以上」のサーファーを目安に判断しています。中級者以上の方は物足りなくても、初級者の練習に最適な場合もあります。
また、中級者以上のサーファーが楽しめていても、カレントの状態などでは初心者に不向きのコンディションも考えられます。
【人数】
ポイントに入っているサーファーの人数。混雑度合いが気になる場合は一言コメントも掲載。混んでいるポイントより、空いているポイントの方が初級者の練習に適しており、多くの波に乗れるチャンスが増えます。
【ウェット】
その日に適したウェットの予想。
【水温】
スタッフが現地で手作業で計測した海水温情報。過去の水温推移をグラフで見る事も出来ます。
次回は、様々な波のシチュエーションを表現する“ブレイクコンディション”について解説します。
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