JPSA千葉南・結果
2005-10-31 更新
大会期間中、終始サイズは物足りませんでしたが、来年のシード権獲得のため少しでも順位を上げておきたいプロと、ベスト16に入りプロ資格を手にしたいアマの激しいデッドヒートが繰り広げられ、見応え十分の大会となりました。
ファイナルデーとなった30日(日)は開催期間中もっとも波数が少なく、テクニックもさることながら、波選びや戦術が勝敗を大きく左右するといった展開に。
グロムで優勝した萩原周はR1からオール1位通過の貫禄勝ち。萩原は、本戦でもR6まで勝ち上がり、R5ではダレンターナーを敗る大金星を挙げる活躍ぶり。来年プロ入りを目指す宮崎の14歳は間違いなく次世代の日本を代表するサーファーとなるという予感を感じさせました。
ウィメンは本年度のグランドチャンピオンが確定したばかりの間屋口香が数少ないライディングで確実に高得点を出し、試合運びの上手さと、慌てずに波を待つ度胸の良さを見せつけ勝利を収めました。
メンはヒザの怪我で戦列を離れていたニックミタが残り5分から猛チャージを見せ6点台を2本。あっという間にトップに立ち、2位のペペンヘンドリック、3位の河野正和を僅差で抑えて嬉しいカムバックを果たしました。
また、表彰式では、ルーキーオブザイヤーの発表が行われ、メンが本年度総合2位のダレンターナー、ウィメンがセミファイナルまで勝ち上がるなど確実に上位に食い込む活躍を見せた小池美紀子選手がそれぞれ選ばれました。
また、メンの善家尚史がクオーターファイナル進出と同時にJPSAプロ公認資格を獲得し、久しぶりの湘南出身のプロサーファーとなりました。
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主な結果は以下の通りです。
■MEN
優勝 ニックミタ
2位 ペペンヘンドリック
3位 河野 正和
4位 林 健太
5位 小野 嘉夫・沼尻 和則
7位 杉原 康幸・吉岡 智文
9位 東川 泰明・善家 尚史AM・渡辺 広樹・田嶋 鉄兵
(プロ資格取得選手:善家 尚史)
■WOMEN
優勝 間屋口 香
2位 谷口 絵里菜
3位 高橋 すみえ
4位 植村 未来
5位 杉浦 麻理衣・小池 美紀子
7位 矢野 順子・福谷 周子
9位 岡部 亜紀・小栗 瑞江AM・斉藤 ユリ・川崎 茜
(プロ資格取得選手:該当者なし)
■グロメッツ
優勝 荻原 周
2位 和光 大
3位 高橋 翔
4位 加藤 嵐