「インドネシアトリップ2013年GW⑤」
2013-06-15 更新
今回初めて訪れたパチタンは、ワールドクラスのポイントがある一方、メローなリバーマウスもある。
サーフハントすればまだまだ沢山のポイントがあるようだ。
そして、擦れていない人達。ここも昨年行った南スマトラ同様に規律の厳しいイスラムの教えがしっかりと根付いている。
翌朝、出発までに時間があったので、ローカル達に挨拶をするついでにビーチで2時間ほどサーフした。波は胸位のファンブレイクで、ローカルも沢山入っていた。
パチタンはサーフィンのイベントが多く、思った以上にサーファーのレベルも高い。
お世話になったマリオや、他のサーファー達にお礼を言って僕らは次の目的地であるチマジャに向かった...。
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ジョグジャカルタの空港までの道は、混雑することも無く70kmほどの距離を2時間半かけて到着。次に飛行機に乗り換えてジャカルタへ。大都会ジャカルタ。喧騒と都市独特の暑さをカーステレオとエアコンで凌ぐも、混雑は凄かった....。
余談だけど、ジャカルタの交通事情は年々悪くなっているようなので、もしチマジャに行かれる方は空港からの往復は十分なインターバルを取った方が良いとアドバイスしておきます。
ジャカルタの渋滞に揉まれ、僅か70kmの移動に7時間もかかり、チマジャに到着した。
パチタンを出発して12時間後。時間は23時を過ぎていた...。
チマジャでは、お気に入りの「スクエアー」という宿があって、すでに現地のアグースに頼んで予約してあった。この宿はコテージタイプで、フロントから部屋まで歩いて5分ほどかかる。
周辺には灯もなく、田んぼに囲まれていているため、この時間は真っ暗だ。
部屋に荷物を置いて一息ついていると、ぬ〜っと申し訳なさそうにアグースが登場した。
すぐに笑顔になって久しぶりの再会に握手を交わした。波の状況や家族の近況を話し、僕が今より少し痩せていた頃に使っていたサーフボードをプレゼントすると、とても喜んでいた。インドネシアのようなところでは、サーフボードはすぐに真っ二つになってしまうからスペアは必要なのだ。
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翌朝、チマジャの波チェックに行くと満潮も手伝って波が厚く、たまに申し訳なさそうにブレイクする程度...。
そこでバイクで15分位のサンセットビーチ(写真上)をチェックしに出かけた。サイズはコンスタントに肩前後。面も綺麗で、水もブルーに輝いている。
海に入る前にワロン(写真上)と呼ばれる海の家でミゴレン(やきそば)を注文した。
インドネシアは生麺が普及していないので、麺類は日本のインスタントヌードル。具に関しては、野菜や半熟卵が乗っていてとっても美味しい。量も海に入る前に丁度良いのだ。更にワロンではサーフィン中に貴重品も丁寧に預かってくれる。
朝食を終えると、入念にストレッチした後、パドルアウトした。速めの波が多いけど、ピークを探しながらテイクオフすればスピードが出る良い波だった。休日のためにローカルやツーリストサーファーが沢山入っていたが、ガツガツしている人は誰もいなく、楽しいサーフィン。風が吹き始める昼過ぎまで、ダラダラとサーフすると宿に戻って体を休める。
僕らの宿(写真上)は、寝室以外は壁がない。しかも、周りは田んぼなので、風通しもバッチリだ。
昼間は直射日光を避けて日陰に入れば、風が通って涼しい。僕らの滞在中は扇風機さえもつけずに過ごす事ができた。
夕方はチマジャでサーフ。オンショアで面は良くないが、引き潮だったのでたまに良い波がブレイクしていた...。
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無事にアグースとの再会を果たし、早くもチマジャを満喫していたハルさん。
最終回では、ハルさんからのプレゼントもあるので、お楽しみに!
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