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大野修聖JPSA2連勝!

2013-06-30 更新
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全6戦で争われるJPSAショートボードシリーズの第2戦『伊豆下田 CHAMPION PRO』が6月28日〜30日に伊豆・白浜で開催されました。

コンテスト期間中はスモールコンディションに加え、オンショアの影響が入ったダンパー中心。
1アクションだけで終わってしまう波も多く、開幕戦のクラマスと違い、選手達は厳しい戦いを強いられていました。

ファイナルに残ったのは、今シーズン久々にJPSAに戻って早くも1勝を上げている大野修聖。
ベテランの田中樹に若手の田中海周&加藤嵐の4名。

30分のファイナル。序盤にリードを握ったのはインサイドまで上手くつないで3.25をスコアした田中樹。
10分経過後、田中海周、加藤嵐、大野修聖もセットを掴み、ようやく全員のスコアが揃った形。その中でも右奥、通称岩切りPのレギュラーの波をバックハンドで力強くリップした大野修聖が8.75を叩き出し、トータル10.75で他の3名に対してアドバンテージを握ります。
中盤はかなり波数が少なく、テイクオフしても後が続かない波が大半...。
グーフィーの波で3.65とバックアップスコアを伸ばした大野修聖がトータル12.40。2位の加藤嵐が逆転に必要なスコアは6.66というシチュエーションで後半へ。
大野修聖はスモールサイズの波で僅かにあるボトムを見つけ、そこからレールを使った伸びのあるターンを披露して5.00をスコア。
更に残り5分を切って7.25を重ね、トータル16.00。2位以下をコンビネーションスコアに追い込み、開幕戦に続いて圧倒的な強さで2連勝を決めました!

多くの地元応援団が見守る中、ローカルナレッジを十分に活かした大野修聖。
ビーチから上がった後は仲間達に担がれてビーチ凱旋を行なっていました。

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女子は開幕戦を制した橋本小百合が日本の小波に適応出来ず、QFで敗退。
昨年のグランドチャンピオン&伊豆のタイトルホルダー、庵原美穂はSFで姿を消してしまい、宮坂桃子、田原啓江、川邉聡美、齋藤ユリがファイナルへ。
序盤から積極的に波に乗ってスコアを重ねた川邉聡美(写真上)が主導権を握り、後半にスコアした5.00が勝負の決め手となり、JPSA初優勝を決めました。

次のJPSAショートボードシリーズ第3戦は8月8日〜11日(プロトライアル同時開催)に伊良湖で開催される『夢屋サーフィンゲームス 田原オープン』です。
なお、ロングボードの方は7月6日〜7日に第3戦『WellBeing presents マーボーロイヤル Kj プロ』が湘南・辻堂で開催されます。

JPSAショートボード第2戦
『伊豆下田 CHAMPION PRO』結果
1位 大野修聖
2位 加藤嵐
3位 田中樹
4位 田中海周

女子
1位 川邉聡美
2位 宮坂桃子
3位 田原啓江
4位 齋藤ユリ

JPSA公式サイト
http://www.jpsa.com/(PC用)

USTREAM JPSA
http://www.ustream.tv/user/JPSA(PC用)

photo: 日本プロサーフィン連盟(JPSA)

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