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『Vans US Open of Surfing』今年もケリーを始め、スター選手が多数出場!

2013-07-18 更新
20130718us


今年も真夏の祭典、「US Open of Surfing」が7月22日〜28日にカリフォルニアのハンティントンビーチで開催されます!

2011年から2年連続でメインスポンサーを務めた「Nike」がサーフィン業界から手を引いたため、トリプルクラウンもサポートする「Vans」に今年からバトンタッチ。
「Vans」が得意とするサーフィン、スケートボード、BMXを軸に更に盛り上がることも期待出来そうです。

プライムイベントということでトップ34からも多数のエントリーがあり、ケリー・スレーター(USA)や、昨年優勝したジュリアン・ウィルソン(AUS)などがクレジット。

「OP Pro」の時代から数えると30年の歴史を持つハンティントンビーチを舞台とした今イベントを制することは北米の選手にとってワールドツアーの優勝に並ぶ名誉でもあり、憧れのタイトルでもあります。

2007年、日本の自動車メーカー「HONDA」がスポンサーになった年に優勝したC.J・ホブグッド(USA)は、「アメリカ合衆国に生まれた以上、このイベントで優勝したいという気持ちはDNAに組み込まれているし、沢山のサーファー達の優勝する場面を見てきた。トム・カレン、オッキー、ケリー、シェーン・ベッシェン、ロブ・マチャド、カラニ・ロブ。そして、アンディ・アイアンズ。彼らが勝つのを見ながら育ち、プロサーファーならここで勝たないとね!っていう気持ちが強かったよ。優勝に辿り着くまでは苦労したから、やっと勝てた時は本当にホッとしたね。ピアと砂浜を埋め尽すギャラリーがみんなオレ達に注目するあの感覚。ファイナルでの経験は他のイベントでは絶対にないものだと言えるぜ」とコメント。

ワールドツアーの1戦ではありませんが、ギャラリーの数で言えば圧倒的に世界一を誇る「US Open of Surfing」
不況と言われているサーフィン業界が嘘のように巨額のマネーが動く最大のイベントと言えます。

2009年、2010年と2年連続で「US Open of Surfing」を制した経験があるブレット・シンプソン(USA・写真最上部)は、そのマネーを余るほど手にした一人。
「私達のスポーツは、どれだけそこの波を知っているか。そして、いかにそこの場所に馴染んで戦えるかの2つが重要なんだ。だから、毎日のようにここでサーフィンしているオレにとって、アドバンテージがあるのさ。世界のベストウェーブとは言えないけど、アウトでは良いマニューバーを繰り出すことが出来るし、幸運かつ上手く’ハンティントン・ホップ’で繋げることが出来ればショアブレイクでも仕掛けられるよ」とローカルとしての意見を話していました。

★ハンティントン・ホップ=緩慢なミドルセクションを繋ぐためにボードの上でホッピングすること。

同時開催のジュニアイベントで昨年優勝したコナー・コフィン(USA)と五十嵐カノア(USA)も今年はワイルドカードとしてプライムにクレジット。
足の骨折から復帰したばかりのカノアですが、すでに調子は取り戻し、ホームのハンティントンでのビッグイベントに興奮気味。
「昨年はプロジュニアのワイルドカードを得てファイナルまで進み、2位を獲得出来た。とても楽しかったし、オレにとって大きな結果となり、自信になったよ。今年はプライムイベントだから、もっとハードになるけど、ポイントを稼いでシーズン中盤からのシードが得られるし、トップサーファー達との対戦は良い経験になると思う。今年はとてもエキサイトしているよ!」と話していました。

コナー、カノアは7月20日からスタートするプロジュニアの方にもエントリー。また、ウィメンズのプロジュニアには野呂玲花や、今年のJPSAのクラマス戦でプロトライアルからファイナルまで勝ち上がり、3位を獲得した前田マヒナが出場。
更にジョエル・チューダー主催の『Duct Tape Invitational』には瀬筒雄太が招待され、アレックス・ノスト、タイラー・ウォーレンなどのスタイルマスター達とクルーズ。
ウィメンズワールドツアーも併催され、延期となったフランスからトップ17のメンバーが集結します。

「US Open of Surfing」の公式サイトはすでに動き始めているので、要チェック!

『Vans US Open of Surfing』公式サイト
http://www.usopenofsurfing.com(PC用)

photo: ASP Covered Images

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