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『Go Pro JUNIOR』終了!

2013-08-05 更新
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8月3日〜4日に千葉の「波乗り道場」こと志田下でジュニアグレード1『Go Pro JUNIOR』が開催。
今イベントは2013年のASPジャパンで唯一のジュニアイベント(U-20)と同時に10月27日〜11月5日にブラジルのサンタカリーナで開催される『World Junior Championships』の選抜も兼ねており、ファーストラウンドから熾烈なバトルが繰り広げられていました。

海外からも先日の4スター『BILLABONG TAHARA PRO』の流れでコナー・オレアリー(AUS・写真最上部・下)、カオリロプウワイ・カホクル(HAW)などの強豪がエントリー。
特にコナーはRound of 48で高さのあるエアリアルを披露し、パーフェクト10をスコア。同年代の日本人選手に刺激を与えていました。

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コナーはSFでも9.17というハイスコアを出し、ファイナリストの一人に。
もう一人のファイナルの切符はファーストラウンドから全て1位通過で勝ち上がってきた仲村拓久未が手にしました。
会場の志田下は北東海上の低気圧からの反応が前日よりも良くなり、ムネ〜カタ位。風の影響が入ったダンパー中心ながら掘れたセクションが多く、ファイナルの序盤は両者共に8ポイント台をスコアして快調にスタート。
もう一本8ポイント台を重ねた仲村拓久未が主導権を握り、コナーのニードスコアは7.73というシチュエーションでヒートが進行。
中盤〜後半、両者共に良いライディングを披露しますが、トップスコアを塗り替えることはなく、仲村拓久未リードのまま終盤へ。
ラスト3分を切り、仲村拓久未(写真下)の勝利が近づいたところでコナーは優先権を利用してセットを掴み、ビッグターンを2発決めます。
レールを使ったスピードあるターンにジャッジは7.83をコールしてコナーが逆転に成功。
16.33 vs 16.23という僅差で優勝を決めました!

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16歳以下のカデットはジュニアとのダブルエントリーの安井拓海が完成度の高いエアーリバース、レイバックなどのバリエーション豊かなライディングを披露。7.50を含むトータル13.83で圧勝。

まだエントリー数が少ない20歳以下のガールズはクロスゲームでしたが、右側のレギュラーに狙いを定めた高橋みなとが力強いライディングで中盤に4.50。後半に5.17をスコアしてリードを握ると最後には6.83でトップスコアを塗り替えて優勝。

今回の結果によって『World Junior Championships』の出場権はコナーを除く上位3名の仲村拓久未、大原洋人、新井洋人。
女子は高橋みなとが獲得。
他、ジュニア2名とガールズ1名は9月に決定します。

次のASPイベントは10月12日〜14日に宮崎のお倉が浜海岸で開催される『Malibu Hyuga Pro』です。
メンズ1スター、ロングボード1スター、カデット&ガールズ、グロメット(U-12)が行なわれます。

なお、カリフォルニア・オーシャンサイドピアではウィメンズ6スター『Ford Supergirl Pro』が開催中。
日本からも沢山の選手がエントリーしていましたが、Round of 48の野呂玲花、大村奈央が最高位。
ウィメンズでも世界のハードルは高いと言えるでしょう。

『Go Pro JUNIOR』結果
ジュニア(U-20)
1位 コナー・オレアリー(AUS)
2位 仲村拓久未
3位 大原洋人、新井洋人

カデット(U-16)
1位 安井拓海
2位 中塩裕貴
3位 西慶司郎
4位 西優司

ガールズ(U-20)
1位 高橋みなと
2位 宮坂桃子
3位 宮坂莉乙子
4位 黒川ひなこ

ASPジャパン公式サイト
http://www.aspjapantour.com/(PC用)

photo: ASP Covered Images

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