JPSA第3戦『夢屋サーフィンゲームス 田原オープン』終了!
2013-08-11 更新

8月8日〜11日にJPSAショートボードシリーズ第3戦『夢屋サーフィンゲームス 田原オープン』が開催。
会場は4スター『Billabong Pro Tahara presented by Xperia』が終了したばかりの愛知県田原市、通称伊良湖のロングビーチで、イベント初日〜2日目はBCM波情報でモモ〜コシ、セットでハラ位のスモールコンディション。
僅かなミスも許されない厳しい戦いの中、シード権を持たない大野修聖がR1から快調な滑り出し。
7.75のハイスコアをマークしてトータル13.75のハイエストヒートスコアで2位以下をコンビネーションに追い込んで圧勝。
今シーズンはJPSA2連勝、WQSでも2勝と国内では無敵の存在となっている大野修聖。
コンディションに左右されず勝てる力は、やはり世界での経験が活かされていると言えるでしょう。
女子ではカレントリーダーの橋本小百合が同じくシード権を持たないためにR1から登場。
ロースコア勝負で苦戦はしたものの、須田那月に続き2位通過でR2へ。
R2では前戦の伊豆で初優勝を決めた川邉聡美に続く2位で次にコマを進めました。
3日目の10日はサイズダウン。トップシードが登場したR4でもロースコア勝負という厳しい戦いに...。
そんな中でも大野修聖はスコアを伸ばし、R3、R4共に1位通過。
余裕でファイナルデイに繋げた一方、タイトル争いで大野修聖を追う田中海周は苦戦を強いられ、R4で姿を消していました。
プロトライアルから勝ち上がってきたメンバーでは松下諒大、安井拓海、高松海璃、西修司、小林直海などすでにASPで活躍している選手の活躍が目立ち、この5名がR3を通過してプロ資格を手に入れていました。
ファイナルデイとなった11日もスモールコンディションは変わらず。
それでも大野修聖の勢いは止まらず、SFでは加藤嵐にインターフェアを犯しながらも辛うじて2位をキープしてファイナルへ。
ファイナルでは序盤に4.75をスコアした大野修聖(写真最上部)が主導権を握り、5.75を重ねてトータル10.50で優勝。
JPSAでは開幕戦から3連勝。残り3戦を残してほぼタイトルを手中に収めました。
女子は開幕戦のクラマスでプロトライアルからファイナルまで進んだ前田マヒナ(写真下)が5.50を含むトータル10.25で優勝。
ハワイで生まれ育ちながら日本人の両親を持つ彼女の存在は、今後も日本のコンテストに良い刺激を与えそうです。

次のJPSAショートボード第4戦は8月30日〜9月1日に新島で開催される『ALL JAPAN PRO 新島 supported by LesPros entertainment』
ロングボードの第4戦も8月28日〜29日に併催されます。
なお、9月6日〜8日に茨城の大洗で開催される第5戦『第18回ISU茨城サーフィンクラシック』は一般の支援者を募集中です。
詳細は以下で。
http://www.social-capital.jp/project/000003/index.php?PID=sif57e0gjtg2
JPSAショートボード第3戦
『夢屋サーフィンゲームス 田原オープン』結果
1位 大野修聖
2位 加藤嵐
3位 高橋健人
4位 田中譲
女子
1位 前田マヒナ
2位 野呂玲花
3位 水野亜彩子
4位 橋本小百合
JPSA公式サイト
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USTREAM JPSA
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photo: 日本プロサーフィン連盟(JPSA)
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