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タヒチ・チョープーでの世界一危険な戦いが始まる!

2013-08-13 更新
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全10戦で争われる2013年のASPワールドツアー。前半戦を終了した時点でのカレントリーダーはミック・ファニング(AUS) まだ優勝は無いものの、コンスタントに上位に入ってポイントを重ね、第5戦のバリ島でケリー・スレーターを蹴落としてトップに立っています。

そして、バリ島から約一ヶ月半の休暇の後、8月15日〜26日にいよいよ後半戦のファーストイベント第6戦『Billabong Pro Teahupoo』が世界一危険なスポット、タヒチ・チョープーで開催されます!

現地時間8月11日に終了したワイルドカードを決めるトライアルではローカルのアラン・リオウ(写真上)が2003年以来、2度目の優勝を決めました。

「再び’Billabong Pro’に出場出来ることにストークしているよ。最初にトライアルで優勝したのはもう10年前のこと。再度勝てるなんてクレイジーな気持ちさ。ワイルドカードの宿命としてシード選手と対戦することになる。ミックとも2度対戦したことがあるかな。彼は親友なんだ。昨年はオレの家に泊まり、優勝したんだぜ。今度の対戦は彼を倒したいね。まあ、どちらにしても良いゲームにしたいさ」とアラン。

昨年もトライアルのファイナルに残り、ワイルドカードを得ることは出来たアランでしたが、優勝はリカルド・ドス・サントス(BRA)の手に...。
メインイベントの方ではR1でケリーのハイペースに追いつけず、2位でR2へ。R2ではミックと対戦し、ハイスコア勝負の末に敗退。コメントにもある通り、ワイルドカードの宿命として最初にトップシードという大きな壁が立ちはだかるのです。

リユニオン島に生まれ、14歳の時に家族でタヒチへ移住。チョープーまでボートですぐの場所と恵まれた環境を与えられたアランは2002年、2003年とヨーロピアンジュニアのタイトルを獲得。
ミックとは「DHD」のチームメイトとして昔から親しい仲にあります。

なお、もう一人のワイルドカードはアランとファイナルを戦ったアンソニー・ウォルシュ(HAW)が手に入れています。

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今年は怪我に悩まされ、タイトル争いからは完全に離脱してしまったジョン・ジョン・フローレンス(HAW・写真上)ですが、チョープーで最も見たいサーファーの一人に変わりはありません。
昨年はSFでパーフェクトに近い9.67をスコア。最後はジョエル・パーキンソン(AUS)に抑えられたものの、3位でフィニッシュして大きな存在感を示していました。

「チョープーはオレをひるませる。恐らく、多くの人が同じ気持ちだと思うよ。恐ろしい波なんだ。特に8-10フィートをマークした時だね。波はランダムで、どれに乗るべきか、それとも乗らないべきか分からない。でも、良い波に乗れればリスクを上回る素晴らしい報酬を得られるのさ。間違いなく、チョープーはオレのやりたいメインイベントの一つ。あの場所が大好きだし、子供の頃から訪れ、優勝を夢見ていた場所なんだ。確実にオレのキャリアのポイントにもなる。波は危険だし、怖いけどね」とチョープーについて語っていたジョン・ジョン。

世界最大の波情報サイト「Surfline」の予想によるとタヒチには15日〜16日にかけて頭オーバーの西南西ウネリが入る見込み。
ライブ中継は日本時間の深夜〜朝にかけて行なわれます。

『Billabong Pro Teahupoo』公式サイト
http://www.billabongpro.com/tahiti13(PC用)


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photo: ASP Covered Images

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