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ワールドジュニアで大原洋人が3位!

2013-11-03 更新
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昨年はバリ島のチャングーとクラマスを舞台に開催されたワールドジュニアチャンピオンシップ、通称「WJC」が今年はブラジル・フロリアノポリスの「Joaquina Beach」で行なわれ、現地時間11月2日に終了。

オーストラリア、ハワイ、アメリカ、ブラジル、南アフリカ、日本など、世界中から選ばれた20歳以下の選手の頂点に立ったのは、すでにワールドツアーでも活躍しているガブリエル・メディナ(BRA・写真最上部)でした。

「最高の気分だよ!このタイトルを獲るのは初めてなんだ。勝てて本当に嬉しいよ。ラムジとのファイナルは素晴らしかった。彼は親友。この1週間、良いサーフィンをしていたよね。ファイナルでは自分の出来る限りのことをした。エアーにターン。それで二つの良いスコアを得たのさ。これでハワイ前の準備は完了。今年の最後は良い結果を残せたら良いね」と優勝の喜びを語っていたガブリエル。

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2011年、16歳の時にワールドツアーの仲間入りを果たし、僅か2戦目のフランス戦で初優勝。
更に同じ年のサンフランシスコ戦でも優勝し、シンデレラストーリーを歩んでいるガブリエル。
ツアーで優勝後、ジュニアのタイトルを獲ったのは彼が初めて。通常の逆の順番で今回ワールドジュニアの栄冠を手にしたのは「ブラジルの神童」ならではと言えるでしょう。
そんなガブリエルはまだ19歳。参加意思があれば、来年も出場可能です。

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昨年は加藤嵐、高橋みなとが9位に入った日本勢でしたが、今年は更に飛躍して大原洋人(写真上)がSFに進出。
最後はガブリエルに圧倒された形になったものの、日本人としては過去最高の3位でフィニッシュ!

SF終了後のインタビューでは、「ストークしています。ガブリエルとサーフィン出来ただけでもハッピー。自分にとって大きな結果も得たし、良いイベントでした」とコメント。

今回のワールドジュニアは、タイトルだけで無く、クオリファイに向けてのステップに非常に重要なイベント。
3位までに入った選手は2014年の全てのプライムと6スターでRound of 96からのシード権を得ることが出来るのです。

「この結果はとても重要です。何故ならプライムイベントの出場権を得ることが出来たから。現在のワールドランキングは130位辺。来年は積極的にプライムと6スターイベントに参加したいです。世界を回り、沢山のイベントで戦う計画です」と話していた洋人。

2010年に史上最年少でJPSA公認プロとなり、翌年には北米のアマチュア団体「NSSA」のメンズ&ジュニアの2クラス制覇を果たし、今シーズンはハンティントンでの「Vans US Open Junior Pro」、バージニアビーチでの「Vans Pro」で共に3位と海外でも活躍。
BCMの独占インタビューでもお伝えした通り、「Hurley Japan」のチームマネージャー、糟谷修自と一緒に行動し、それが確実に結果として結びついています。
(詳細は以下で↓)
「Hurley Japan」チームマネージャー・糟谷修自×8つの質問

今回も糟谷修自のアドバイスの元で試合に挑み、着実に勝ち進んだ洋人。
プライム&6スターのシード権を獲得し、2014年は世界での更なる活躍が期待出来そうです。

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ウィメンズはニュージーランド出身の18歳。エラ・ウィリアムス(写真上)がハワイアンのタティアナ・ウェストン・ウェブを下して優勝。
トップ17のメンバー、ビアンカ・ベイタンタグ(ZAF)や、今シーズンJPSAで活躍していた前田マヒナはQFで敗退。
日本人ではR3進出の野呂玲花が最高位でした。

『HD World Junior Championship』結果
1位 ガブリエル・メディナ(BRA)
2位 ラムジ・バークヒアム(MAR)
3位 マット・バンティング(AUS)、大原洋人(JPN)

ウィメンズ
1位 エラ・ウィリアムス(NZL)
2位 タティアナ・ウェストン・ウェブ(HAW)
3位 チェルシー・タッチ(BRB)、ジョアン・デフェイ(FRA)

『HD World Junior Championship』公式サイト
http://www.hd-wjc.com/(PC用)

photo: ASP Covered Images

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