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JPSAロングボード最終戦『鴨川ロングボードプロ supported by 海童』終了!

2013-11-03 更新
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全6戦で争われる2013年JPSAロングボードシリーズの最終戦、『鴨川ロングボードプロ supported by 海童』が11月1日〜3日に鴨川・マルキで開催。
イベント期間中は風が弱く、サイズ的にもコシ〜ハラ位とロングには最適のコンディションに恵まれていました。

女子は第5戦の新島で植村未来がグランドチャンピオンを確定させていましたが、男子はユージン・ティール、畑雄二の二人にチャンスがある状態で最終戦に突入。
今シーズン、バリ島と新島で優勝したユージンがグランドチャンピオンを決める条件はSF進出。
一方、湘南で優勝した畑雄二が逆転するにはユージンがQFで負け、自身のファイナル進出が必要。

両者共にトップシードのため、R3から登場し、共に1位通過でR4へ。
R4も両者勝ち上がり、QFで直接対決に...。

前半に8.00をスコアした畑雄二が主導権を握っていましたが、後半にプライオリティを利用して一番のセットをキャッチ。長いノーズライドを中心としたライディングで8.50をスコアしたユージンが逆転に成功し、そのまま逃げ切ってラウンドアップ。
この時点でユージン(写真最上部・下)の3度目のグランドチャンピオンが決定しました!

ユージンは続くSFで鈴木剛を倒し、ファイナルでは鍋島木口里とマンオンマン勝負。
ノーズライディングとモダンマニューバーのコンビネーションで6ポイント台を2本まとめ、トータル13.50 vs 10.65で優勝。
今シーズン3勝目を決め、グランドチャンピオンに華を添えていました。

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女子はプロトライアルから勝ち上がってきた岡澤紫穂がファイナルまで進み、植村未来と対決。
グーフィーフッター同士の勝負は植村未来(写真下)が制し、今シーズン3勝目を決めていました。

まだ高校生の岡澤紫穂を始め、田岡なつみ、吉川広夏など若い選手が活躍した今シーズン。
ショートボードの女子でも言えることですが、この世代がしのぎを削り、互いに刺激し合ってレベルを上げていくのが世界の舞台に近づく近道だと思います。

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これで2013年のJPSAのスケジュールは全て終了。
今年はショートボードで久々に日本のコンテストに帰ってきた大野修聖が5連勝。圧倒的な強さでグランドチャンピオンを決めて他の選手に大きな影響を与えていました。
来年は大野修聖が再び世界にチャレンジする予定ですが、復活した田中英義や、加藤嵐、仲村拓久未を初めとした若手の活躍が期待出来そう。
ぜひ、会場に足を運び、生の迫力を味わってみてください!

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JPSAロングボード最終戦
『鴨川ロングボードプロ supported by 海童』結果
1位 ユージン・ティール
2位 鍋島木口里
3位 岡部祐司、鈴木剛
5位 尾頭信弘、富圭一郎、畑雄二、佐藤広

女子
1位 植村未来
2位 岡澤紫穂
3位 大島みどり、吉川広夏

JPSA公式サイト
http://www.jpsa.com/(PC用)

USTREAM JPSA
http://www.ustream.tv/user/JPSA(PC用)

photo: 日本プロサーフィン連盟(JPSA)

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