『Drug Aware Margaret River Pro』2日目 ウィメンズはQFを戦う8名が決定!
2014-04-04 更新

WAのマーガレットリバーで開催中のASPワールドツアー第2戦『Drug Aware Margaret River Pro』2日目。
この日はウィメンズのR2から再開され、R4の最終ヒートまで進行し、早くもQFを戦う8名が決定しました。
前日のR1では開幕戦を制したステファニー・ギルモア(AUS)を筆頭にカリッサ・ムーア(HAW)、コートニー・コンローグ(USA)、タイラー・ライト(AUS・写真最上部)など順当なメンバーが1位通過でR3行きを決めていたため、R2はのんびりしたムードで進行。
そんな中、サリー・フィッツギボンズ(AUS)がパワフルなマニューバーで9.00を含むトータル17.17のハイエストヒートスコアを叩き出し、注目を集めていました。

R3は3人ヒート。1位がQFにジャンプアップし、2位と3位がR4に回る形。ここでもカリッサ、タイラーが強さを見せて余裕の1位通過を果たしていましたが、ステファニーはコートニー(写真上)に抑えられてR4へ。
コートニーは2011年と2012年に6スターだった今イベントを2年連続で制しており、昨年もQF進出と母国カリフォルニアのポイントブレイクにも似たマーガレットリバーを得意としています。
「R3通過は非常に重要よ。ステファニーが優れているのは確かだし、少しのミスでも致命傷だと思っていたわ。とても良い気分ね。素晴らしいヒート、そしてQFに進めて本当に嬉しいわ」とコートニーはヒートを振り返っていました。

他にも開幕戦でファイナルに残ったビアンカ・ベイタンタグ(ZAF・写真上)がR1に続き、1位通過でQFへ。
2014年、一気に才能を開花させたグーフィーフッターのビアンカは、「開幕戦よりリラックスしている。今回のような連戦の方が私には合っているみたいね。昨年までと違って今年は苦労を感じないの。多分、経験を重ね、リラックスすることを覚えたからかも。彼女達とサーフィンすることにも慣れてきたわ」と話していました。
R4では前ラウンドをとりこぼしたステファニーがルーキーのディミティ・ストイル(AUS)を下してQFへ。
他にもマリア・マニュアル(HAW)、ローラ・エネバー、最後にサリーがココ・ホー(HAW)を抑えてファイナルデイに繋げました。

QFの組み合わせはコートニーvsステファニー、カリッサvsマリア、タイラーvsローラ、ビアンカvsサリー。
今イベントのディフェンディングチャンピオンのカリッサ(写真上)は、「今日はエキサイトしながらパドルアウトしたわ。だって、美しささえ感じる良い波だったもの。スロースタートだったけど、満足なパフォーマンスが出来たと思う。コートニーはとても良さそうだし、ステファニーも勝ち上がっている。QFはとても楽しみね。余り考えずに楽しむつもりよ」とコメントを残しています。
なお、一日オフとなったメンズのトップ34は思い思いの時間を過ごしていたようですが、レギュラーフッターのバレル好きはバックアップ会場の「ボックス」でフリーサーフィンを満喫していた模様。
ASP公式サイトの選手紹介からインスタグラムを探していけば素晴らしい写真や動画を見ることが可能です。
ネクストコールは現地時間4月4日の7時00分(日本時間の同日8時00分)

ASP公式サイト
http://www.aspworldtour.com/(PC用)
photo: ASP Covered Images
⇒「コンテストリポート」一覧へ