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『Rip Curl Pro Bells beach』ウィメンズから開幕!

2014-04-17 更新
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現地時間4月16日、ASPワールドツアー第3戦『Rip Curl Pro Bells beach』が開幕!
メンズ、ウィメンズ併催の今イベントですが、初日は公式2-4ftレンジのベルズにしてはスモールのマッシーな波。
イースターホリデーの序盤、朝方はまだギャラリーもまばらな状況の中、ウィメンズのR1からスタートし、6ヒートのみが進行。
ベルズは手前のボウルズ、奥のリンコン、更に奥のウィンキーポップとピークで呼び方が変わるのですが、今日の舞台はリンコンでした。

コートニー・コンローグ(USA)、サリー・フィッツギボンズ(AUS)とトップシードが勝ち上がる順当な幕開けでしたが、H3、H4ではマーガレットリバーのファイナリスト並びに昨年の今イベントのファイナリストでもあるカリッサ・ムーア(HAW)とタイラー・ライト(AUS)が立て続けにルーキーに倒されるという荒れ模様の展開に...。

最後まで僅差でカリッサを抑え、ラスト5分の時点でプライオリティを持っていたディミティ・ストイル(AUS・写真最上部・下)
ヒート終了後のインタビューではメンタルな部分を聞かれ、「ヒート中はずっとナーバスだったわ。2本目のグッドウェーブを乗ってからも時間はたっぷりあったから、スコアを伸ばそうとしたの。上手くいかなかったけどね。カリッサはチャンピオンだから、僅かなミスも許されない。倒すのはハードだったわよ」と話していたディミティ。

 
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ゴールドコーストでの開幕戦でもR1を1位通過していたディミティ。第2戦のマーガレットリバーでもそうですが、次の壁はR3です。
「この勝利にエキサイトしている。今後も集中して同じことをするだけね。スナッパーと同じで次も凄い選手が控えているし、落ち着いてやるつもりよ」と話していました。

160センチにも満たないトップ17で最も小柄なディミティ。
昨年は6スターながらコートニー、サリーを抑えて優勝を決め、QS上位でクオリファイを果たしていました。
オーストラリア・サンシャインコースト出身の彼女は本日一番注目されていた選手と言えるでしょう。

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タイラーを倒したニッキ・ヴァン・ダイク(AUS・写真上)はベルズがあるビクトリア州出身。
ローカルナレッジを活かし、序盤に8.67を含むトータル14.94をまとめ、最後まで逆転を許しませんでした。
昨年まで出場していたジュニアイベントではワールドジュニアを始め、数多くのタイトルを手に入れ、同年代では圧倒的な強さを誇っていたニッキ。
更に昨年は6スターでも優勝経験(ファイナルでディミティを下す)があり、ツアーでもワイルドカードを何度も与えられ、トップ17のメンバーになるのは自然の流れでした。

次々と若い才能が溢れてくる世界のウィメンズコンテスト。例えワールドチャンピオンでも油断は出来ないのです。

その他にR1を1位通過したのは、土壇場で逆転を決めたステファニー・ギルモア(AUS・写真下)、今シーズン好調なビアンカ・ベイタンタグ(ZAF)

翌日の現地時間4月17日はレイデイがコール。
ネクストコールは現地時間4月18日の朝6時00分(日本時間の同日5時00分)
予想では18日から新しい西南西ウネリが入り、19日にピークを迎える見込みなので、そのタイミングでメンズのR1が始まりそうです。

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ASP公式サイト
http://www.aspworldtour.com/(PC用)

photo: ASP Covered Images

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