ヤップ島からのメッセージ

2004年の4月、台風の被害により閉鎖を余儀なくされたヤップ島・ストーンマネーサーフキャンプ。あれから2年近く経った今、ようやく復興の目処がたってきたとのことで、先日オーナーのジョー&ヒデミよりメッセージが届きました。

伝えられるところによれば島民の90%が多大な被害を受け、住むところを失い、コミュニケーションもシャットダウン。そんな状態からのスタートは本当に困難だったと言います。さらに島内では伝染病や蚊の大量発生によるデング熱など、衛生面にも非常に悲惨な状態に陥り、台風の最中に亡くなった人よりも、台風後に起きた二次災害によって亡くなった人の方がはるかに多いとのことでした。

「個人でこじんまりと営んできた」と二人の語るサーフキャンプに大金はなく、どうにか資金を集めないと・・・ということで始まった、キャンペーンTシャツの販売だったそうです。多くの人々の協力の下、集まった収益金の中から、キャンプの再開にもっとも必要なボートを購入することが出来たとのことで、「この場を借りて、キャンペーンTシャツを購入してくれた皆様と販売という場を提供してくれた、協力者の方々に心から感謝の気持ちを伝えたいと思います。本当にありがとうございました。」との言葉をいただきました。

さらに、今年2006年の10月頃を目処にキャンプの再開を計画しているとのことで、残念ながら、以前と同じ場所のキャンプはまだ実現できないために、当面の間は地元のホテルと提携してという形になるそうですが、新しいスタッフも加えて着々と準備を進めているそうです。

そしてStonemoneysurf 代表Joeの当初からの夢でもある、ミクロネシアの島々の展開にも、ヤップ再開と合わせて準備を進めているとのことで、こちらも楽しみですね。

現在、ジョー＆ヒデミはグアム島にメインオフィスを構えているとのことで、「グアム島にお立ち寄りの際には是非ご一報を下さい!」(microsol@teleguam.net)とのことでした。