一宮エリア

皆さん、こんには！
波情報BCMの新コーナー「プロサーファー週間エリア概況」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です.



いよいよ暖かくなって(というか暑かった)、ビーチでのイベントが盛んになってきました。
二週にわたって『サーフタウンフェスタ2014』 が行われています。太東では、5/31、6/1はアマチュアコンテストやビーチイベント、津波想定避難訓練、海難救助訓練がありました。
今週6/7、6/8は同じく太東でaspロングボード、そして夷隅ではJPBAボディーボードのコンテストが行われます。
ブース出展もありますんで、遊びにいらしてはいかがでしょうか？

さて、本題に入ります。
先週末はサイズも多少残って、場所によってはfunなコンディションをキープしていましたが、今週に入ってからは、セットでも腰～腹程度で厳しい日が続いています。。。
それでも、地形がそこそこ良い一宮やサンライズ、志田は夕方になると人気がありましたよ！

先ずは一宮から。
最近は正面の右側が人気ですね。
下の写真は３日の上げ始めの時間帯です。凪が続いていたので砂が手前に寄りましたね。
満潮に近い時間帯は、手前にカレントが発生してボヨついたりしますが、それ以外の時間帯であれば、ミドルから膝～腰サイズの波にも反応しますよ。先週もお伝えしましたが、この工事は続いています。
更にインサイドが良くなりそうな雰囲気もあり、今後も楽しみです。

次はサンライズ。
先週もその兆候をお伝えしましたが、やはり右側が少し深くなってしまったようです。。。
サイズ不足なため、未だ断言はしませんが、1stブレイクの後が中々続かず消えてしまう状況が目立ちます。また、真ん中もカレントでボヨついてしまって、決して良い状況ではありません。
しかし、左側はミドルセックションでカレントとシフトして距離の出るライトの地形があります。また、右側よりワンサイズ大きい状況です。
ただし、満潮に近い時間帯はピークが手前によってくるので、距離を乗りたい方は潮の少ない時間帯が良いと思います。

続いて東浪見です。少し深くなってしまったようですね。。。この日はセットが腰くらいで、引いている時間帯でしたが、手前でやっと反応している程度。
ミドルからもブレイクしますが、ショルダーは力がなくダラダラした波ばかりでした。ここは、腹～胸以上にサイズにならないと厳しそうです。。。

先週のレポートで地形の仕上がりをお伝えした志田ですが、サイズは腰～腹ながらも、左、真ん中、右と各々の地形に反応してピークができます。
ライト/レフト両方向ブレイクしますので、広範囲で遊べそう。
潮が上げるとコンパクトな厚め、引くとアウトで早めのブレイクになるみたいです。
お好みでどうぞ！みたいな感じでしょうか。

イベント続きの太東です。サイズ不足でなんともコメントできない状況。。。潮の多い時間帯はインサイドがボヨついてしまってウネリのみです。
引いてくれば、スネ～ビザの波がなんとかブレイクしますが、ロングボードでやっとのような日が続いてます。
ただ、左に行くと弱めのカレントが出ているところもあるので、そこでブレイクする波を探せばなんとかできそうです。

さて、最後に夷隅です。
写真は４日(水)の引き始めです。ここも砂が手前に寄ってますね。
カレントの様子を見ていると地形はあるようですが、ミドルからアウトはサイズがないと反応していません。インサイドに洲ができてシフトする波もありますが、ピークが狭すぎですね。
ビジターの方はスルーした方が懸命かも。。。

さぁー、海も温かくなってきました。
先週末のイベントの時、子供たちは海パンで泳いでましたよ(笑)。
サーフィンでは、晴れてる日の日中でシーガルかロンスプ、朝イチもしくは夕方ならジャージ3mmフルが丁度良いと思います。

今週週明けからは波も小さく風も弱い日が続いてましたが、今日5日(木)からは天気が崩れはじめ、久しぶりのオンショア強めのコンディションとなってきました。
このまま次第にサイズアップする可能性は大ですが、前線も通過するようなので、ラインナップした綺麗なウネリは期待薄めですね。。。
でも、まぁ充分サーフィン可能な日は続きそうですので、ご安心下さい(笑)。

今回のレポートは以上になります。
それでは、また来週水曜日か木曜日に！！