南房総エリア
2014-06-18 更新
皆さん、こんにちは!数日続いた「五月晴れ」(本来の意味は「梅雨の合間の一時的な晴れ間/6月(陰暦の5月)の梅雨時に見られる晴れ間」の事を指します。)も昨日17日(火)で終わり、今日18日(水)は、またもやジメジメ模様に…。
そんな梅雨空にも臆する事無く、海には元気なサーファーの姿が!!!
波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当、千倉の鈴木国雄です。

それでは、早速今週も当コーナーにお付き合い下さい!!
まずは時系列で行くと、どうしても避けて通れないのが、低気圧通過後の12日(木)と台風6号絡みの影響を受けた13日(金)のコンディション。
風は南東~南西の間で、特に13日(金)は強烈な南~南西で、ウネリと風クローズでほぼ全滅状態。
そんな中、唯一かろうじて出来ていたのがホームの千倉。
朝は強烈なオフショアで、テイクオフ時には目も開けられぬ程でしたが、夕方には風が弱まり、波もコンパクトにまとまり出して、仕事帰りのローカルや、良くなるのを待ち続けたサーファーで日没迄賑わいました。
13日(金)の朝は、ご覧の通り強烈なオフショアに煽られて、こんな感じ。。。


続いてお隣の千歳。
前述した二日間に渡る大シケのせいか?干満の大きさか?は定かでは有りませんが、ちょっと地形に変化が見られています。
潮が多いと、ほぼ正面から右側のみしかブレークせず、波質もトップのみの厚めのダラダラで、ショートボードだとかなり物足りなさそうな感じです。
↓↓こんな感じ…。

ただ、これ位のウネリが有れば、潮が引き出すとコンディションは上向きに。
インサイド迄は乗り継げませんが、アウトからミドルで1~2アクションは入れられています。

他のポイントより1サイズは大きい事が多いので、ご覧の通り、そこまで悪くはなっていないのでは?
と、思われますので御心配なく。
お薦めは、干潮から数時間後の上げ際かな…。
そして和田方面は花カゴから。
ちょっと残念な情報ですが先週迄良かった右側のバンクは、壊れてしまった様で、引いても上げても厳しい状況でした。
ただ取材に来た16日(月)は、正面から左側にかけてはこんな感じの波がブレークしていました。↓↓

※17日(火)干潮時の河口

続いて大原駐車場前。
先程の花籠とかぶりますが、正面より右側に河口からの砂が付きはじめた様で、スモールながらも、こんな波がブレークしていました。
※写真初登場!16日(月)撮影

そして最後に白渚。
こちらも多少変化しました。
左側は引いても上げても、ほとんどブレークしなくなってしまい、S&Sの前から河口にかけての2~3ピークのみとなっていました。
こちらも大雨で大量の土砂が流れ出てバンクを形成している様で、やはり上げている時の方がグッドコンディションが目立ちます。
引き過ぎるとワイドダンパーか、超速くて抜けられないとのローカル談。
私事ですが、二日連チャンで良い波乗らせて頂きました!
ただどうしても一番良いピークに人が集中しがちなので、熾烈な波取り合戦は避けられません。。。
そんな時は、御自身の技量と相談して、波質を少し落としてでも空いているポイントやピークを選択した方が楽しめるのでは!?
以上、台風崩れが通過後は、落ち着いたコンディションが目立った南房総エリアですが、それでも充分ファンサーフはKeep出来てました。
更に次の台風崩れの低気圧からのウネリで、明日19日(木)からサイズUPしそうですが、みなさんもワクワク期待されている事と思います。
週末休みの方にも、別の低気圧の通過が期待出来そうな気圧配置。
6月も残すところ二週間弱、この梅雨が開けるといよいよサマーシーズン到来!
おっと、「サマーシーズン到来」で思い出しました(汗)。
水温ですが、若干低くなった感があります。
個人差はありますが、シーガルがベストかな。
これから夏に向かい晴れて暑くても、前日迄南西の風がドン吹きだっりすると、ジャーフルでも寒い…なんて水温の急激な低下が有りますので気をつけて!
その為にも、日頃から様々なアンテナを張り巡らせる事が大切かと。
今週は以上です。
それではまた来週お会いしましょう!!

