一宮エリア
2014-06-19 更新
皆さん、お疲れ様です!波情報BCMの新コーナー「プロサーファー週間エリア概況」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。

このエリアで生まれ育った根っからのローカルプロサーファーとして、また、漁師ならではの海と天気に関する豊富な経験から、様々な情報とアドバイスをお届けしています(そのつもりです:笑)!
原則として毎週水曜日か木曜日に「ここ最近一週間のエリア状況」をお届けしていますので、宜しくお願いします!
先週の予想通り、台風崩れの低気圧の通過で、12日(木)/13日(金)は中級以上の方にとっては、非常に楽しめるコンディションだったと思います。
そして、週末には志田でNSA東京支部の支部予選が行われ、胸~肩サイズのファンウェーブで最高の大会日和でしたよ。
写真撮影を忘れてしまったのが残念です。。。(申し訳ありません…汗)
更に、週末から17日(火)にかけては、どのポイントも朝/夕を中心に、インサイドでまとまった波が来ていました。
では、本題へ!
先ずは一宮からです。
少し遠浅になった感じですね。
干満の差でアウトからミドルまでピークが動いて、正面左側は少し深めで反応が鈍いですが、全体的にできそうです。
真ん中辺りでは誰もいないピークもありました。


続いてサンライズ。
16日(月)夕方:上げ込みの時間帯のレポートです。
ミドルセクションの地形が深いですね。。。
引いてる時間帯はアウトからブレイクしていますが、途中でショルダーが消えてしまい、力のない波になってしまいます。
しかし、真ん中~左では潮が多い時間帯になると、インサイドでまとまった波になります。



隣の東浪見です。
干満のタイミングでかなり波質が変化します。
17日(火)昼頃:ほぼロータイドの時間帯のレポートになります。
右奥の地形は健在で、引いてる時間帯ならテトラ脇から乗れます。

中央は、ミドルタイド~干潮までサーフィンできますが、上げてくるとインサイドまでボヨつき、トロ早めのショアブレイクになるようです。


そして、志田ですが、左奥の地形が崩れてしまい、ご覧の通り↓↓↓、ミドル~インサイドセクションが深くなってしまいました。。。



もう少し上げた方がベストな感じではありますが。
太東です。
南風で波の小さい日が続き、地形の変化はほとんど見られません。
小波ながら潮の引いている時間帯は、ロングボードでサーフィンできています。

夏間近ということもあり、ビギナーの方が多く集まり、トラブルが増えるポイントですので、できるだけ間隔を空けて練習するようにしてください。
宜しくお願いします。
さて、夷隅ですが、先週と大きな地形の変化はありません。
やはり全体的に地形がインサイド寄りになっています。
特にNo.1は深くなってしまい、サイズが肩以上ないと反応が鈍い様子。
No.2/No.3は、波数こそ少ないですが、ミドルタイドから引きいっぱいにかけては、ご覧の通り↓↓↓、シフトした波が形よくブレイクしています。


なるべくパドル移動して、海底に足を付けないことが一番の対策ですので、パドルに自信のない方は、君子危うきに近づかず!ですね。
※17日(火)昼頃:ほぼロータイドの時間帯撮影です。
最後に水温ですが、時化の後から南よりの風が吹き続け、沖の方からだんだん冷たい水が入ってきました。
サーフィンエリアでは、未だ急激な水温の低下には至っていませんでしたが、このレポートをお届けする頃には、怪しい感じですね。。。
個人的には、やはりシーガルかロンスプが無難なのではと思いますが、南風の吹き方次第では、急激な水温低下も有り得ますので、フルスーツの準備も忘れずに!
この時期は、低気圧の通過が頻繁にありますので、その度にサイズUPすると思いますし、オンショアになる日や、時間帯も当然ありますので、毎日の天気予報を参考にポイントセレクトして、良い波乗ってくださいね!!
では、今週はこのへんで。
皆さん、また来週(水or木)!!

