ジョーディ・スミス 南アフリカレッグ直前の心境
2014-06-26 更新
ワールドツアーのブラジル戦を含む南米レッグの後、世界のトッププロ達は次の目的地である南アフリカへ移動。
6月30日〜7月6日にダーバン北部の「Ballito」でプライム『Mr Price Pro Ballito』、7月10日〜21日にはワールドツアー第6戦『J Bay Open』が世界有数のライト「J-bay」で開催されます。
現在、トップ34のメンバーで南アフリカ出身の選手はジョーディ・スミスとトラビス・ロギーの2名のみ。
両者共にプライムから参加が決まっており、地元選手の活躍を期待して早くもダーバンのサーファー達は盛り上がっているとか...。
特にジョーディは2010年、2011年と「J-bay」で2連勝。プライムでも2010年に優勝経験があり、その後も常に上位に食い込み、昨年はジュリアン・ウィルソン(AUS)に続く2位でフィニッシュと自国でのイベントにめっぽう強いのです。
「プライムの参加は自分のサーフィンにとって調整という意味を含めて良い機会さ。特にワールドツアーのイベントの前に行なわれるイベントはね。毎日のフリーサーフィンの中で集中することは難しくないけど、休みが長過ぎるとダレてしまうんだ。ホームでのコンペティションは常に特別。サポートしてくれる家族が友人が側にいて、波にも慣れているからね」とジョーディ。
プライムの会場となる「Ballito」の「Williard Beach」はコンディションが決まればバレル勝負となる良質なビーチブレイク。
「良い時はワールドクラスの波になる。サイズが上がればバックドアのようなバレルが現れ、下がっても素晴らしいパフォーマンスが出来るんだ。特に風が弱い時は最高さ」と慣れ親しむホームの波について話していました。
今シーズンは成績に波があり、昨年優勝したブラジルでも今年はR3敗退の13位。
現在ランキング11位に甘んじているジョーディにとって得意の南アフリカレッグをきっかけにシーズン後半を盛り返したいところでしょう。
「南アフリカにトロフィーを取り戻すという強い気持ちで挑むよ。ホームのギャラリーの前で優勝することは何よりも嬉しいしね。’Ballito’で勝つことは次の’J-bay’に繋がる最高の一手になる。出来れば連勝を狙いたい!」と意気込みを語っていました。
6月30日から開幕する南アフリカレッグ。
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2014年ASPワールドツアー
『Fiji Pro』終了後のランキング
1位 ガブリエル・メディナ(BRA) 30,950pt
2位 ミシェル・ボウレズ(PYF) 28,750pt
3位 ケリー・スレーター(USA) 28,600pt
4位 タジ・バロウ(AUS) 26,750pt
5位 ジョエル・パーキンソン(AUS) 26,400pt
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