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湘南藤沢エリア

2014-07-02 更新
皆さん、こんにちは
梅雨の真っ只中でパッとしない天気の日が多いですが、いかがお過ごしですか?
波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」湘南・藤沢エリア担当の畑 国男です。oc124
先週は物足りないスモールコンディションが続いていましたが、6月29日(日)は低気圧の影響によるウネリによって、コシ前後へサイズアップし、時間帯とポイントを選べば遊べる状況でした。
そして、海水温はまた少し上がってきており、日中はトランクスにタッパという人も多く見られましたが、まだスプリングやロングジョンなどが丁度良さそうですね。

それでは、先ずは辻堂から。
残念ながら地形の大きな変化は無く、インサイドの岸近くが浅く、ミドルの深い状態が続いています。
私が取材した6月29日(日)はコシ前後のサイズがあり、ロータイド付近はかなりトロめながらミドルからブレイクしており、ロングボードならなんとか遊べるコンディションでした。
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ただし、潮が多めの時間帯はインサイドの早めのブレイクが中心で、小さめの切れ目を選んで多少滑れる程度で今ひとつですね。
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続いて、湘洋中前。
ここも辻堂とあまり変わらない感じでした。
潮が少ない時間帯にミドルからのトロめなブレイクで、多少は遊べていましたが、潮が引き過ぎるとほとんどがダンパーで、まともに乗れる波は無いような状態です。
逆に潮が多めだとミドルからブレイクせず、インサイドの速めなブレイクが中心となります。

そして、スエヒロ~地下道前。
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この辺りも地形の大きな変化はありませんが、辻堂~湘洋中前よりはミドルに砂が付いています。
潮が少ない時間帯であれば、ミドル~インサイドまでつないでこれて、ソコソコ距離が乗れていましたが、潮が引き過ぎると良くないですね。

最後に鵠沼方面、スケートパーク~江ノ島水族館前。
6月29日(日)は銅像前でローカルコンテストが行われていたため、エリア規制が入っており、かなり混雑が目立っていました。
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この辺りは他のポイントよりは潮回りに関係無く、比較的の乗れる波がありますが、潮が引いてくるとトロ速いブレイクが目立ってくるので、潮が多めの時間帯の方がコンディションは良いですね。
なお、江ノ島水族館前まで行きますと、スネ~ヒザ位でサイズが小さく、ロングボードでもテイクオフが出来る程度の状況でした。

7月1日(火)より海水浴のエリア規制(午前8時~午後5時)が始まりました。
サーフエリアが限れるため人が集中しますので、怪我の無いようにルールとマナーを守って楽しく波乗りしてくださいね!

今後は大きな変化は期待出来ませんが、7月4日(金)は気圧の谷が接近し、多少サイズアップしてくる可能性があるので、チェックしておいた方が良さそうです。
また、日本のはるか南に低気圧があり、今後の発達すれば台風へと変わる可能性がありますので、これからの季節は天気図から目が離せません!

今週は以上となります。
それではまた来週お会いしましょう!