一宮エリア
2014-07-24 更新
皆さん、お疲れ様です!波情報BCMの新コーナー「プロサーファー週間エリア概況」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。

先週は急なお休みを頂いてしまい、皆様にはご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。。。
太東の漁業関係者仲間(先輩)に起きた事故は、誠に残念な結果でしたが、何とか一段落着きましたので、先輩のご冥福を祈りつつ気を取り直してまた頑張ります。
これからも宜しくお願いします。
では、本題に入りましょう。
先週はスモールコンディションが続き、限られた場所で限られた時間帯でのサーフィンの日が多かった印象です。
そんな中、土曜日(7/19)からは太平洋高気圧の張り出しで、力はないもののサイズがジワジワ上がり始め、腰~胸セット肩くらいをキープしていました。
どのポイントも、午前中の潮が動いていた時間帯が良かったかと記憶しています。
また、19日(土)に志田で、20日(日)には志田とサンライズで、ファミリーカップ的なコンテストが行われていました。
先ずは一宮から。
※以下の写真3点は全て、7/22(火)9:00頃、ロータイドから上げに動き始めた頃の撮影です。
ここは、全体的にインサイドがメインの地形です。

中央~左側は、コンパクトなピークがたくさんありました。

ただし、インサイドが浅くなっていてショアブレイクも力があるので、ケガや事故に注意してください。
左側半分は海水浴場になっていますので、監視員の指示は厳守です。

サンライズです。
7/23(水)10:00頃の上げ始めのタイミングでしたが、いつも通り中央~左側はインサイドが深く、アウトからミドルセクションがメインになっています。

そして、右側ですが、お決まりのライトの地形があり、手前まで繋げるので人気のようですね。

続いて東浪見です。
7/23(水)の昼前頃、上げに動いている最中の撮影ですが、ここはアウトの反応が鈍く、ミドルセクション~インサイド中心になっています。
波の力も無いように見えイマイチです。。。
右側にはライトの地形がありますが、堤防脇よりもインサイド気味にピークができていました。


そして、左側の地形は復活してきている様子です。

隣の志田も、7/23(水)昼頃の様子です。
中央は早いショアブレイクになっています。
砂も上がっていて特に目立つ地形がありません。。。
まぁ…、全体的にこんな感じなんですが、右側と左側の堤防の際のみ、いくらか砂がついていて、少し引き気味のタイミングなら、ピークがあって楽しめそうな地形にはなってます。


太東です。
7/23(水)昼すぎですが、完全にウネリをかわしてしまって湖のようです。。。
地形的にも判断付き難い状況ですが、砂がかなりビーチに上がっているので目立った地形は無さそうです。
最近は、ガスト方面までショアブレイクの日が続いています。

8:30~16:00は海水浴場になっていて、ブイの内側ではサーフィンができませんので、ご了解ください。

さて夷隅です。
やはり7/23(水)にチェックして来ましたが、太東に続き地形的に残念な状態でした。。。
まだ、上げ始めの潮の少ない時間帯でしたが、たまのセットのみ何とかインサイド寄りでブレイクしているだけでした。


ただ、No.1に限っては多少地形が残ってはいます。

このエリアの地形は、以上の様な状況となっています。
最後に水温と今後の展望ですが、
水温は安定して20℃以上をキープしていますので、トランクス/タッパー/スプリングといった軽装が目立ちますが、
この時期、強い南西風による水温の急激な低下に加えて、海流やオンショア等の風向きによっては、クラゲの急増も多々有りますので充分注意して、これらも踏まえた準備をおすすめします。
なお、この先(7/24~)1週間は、台風への期待も有りますが、高気圧の勢力が強く、理想的なコースになるとは限りません。
その代わりに、高気圧からの吹き出しによるサイズキープに期待したいところです。。。
しかし、これは低気圧のウネリと違い、不規則で予想が難しいですので、ライブの波情報をマメにチェックしながら本コーナーの地形情報を加味して、良い波当ててください!
今週のレポートは以上になります。
それでは、また来週お会いしましょう!!

