一宮エリア
2014-07-31 更新
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。

前回のリポートで期待していた高気圧からの吹き出しは、肝心な高気圧の勢力が弱まってしまい、結局ウネリは届きませんでした。。。
すみません。
また、場所と時間帯によっては腰~腹セット胸という所もありましたが、基本的には小波続きで、どこのポイントも地形がなくなりそうで心配です。。。
当然厳しいコンディションが続きました。
では、本題に入ります。
先ずは一宮から。
以下の写真は、水曜日(7/30)朝6時頃、ほぼハイタイドの撮影です。
波が小さいのでなんとも言えませんが、引き続きインサイド中心の地形になっています。


また、左側のインサイドにカレントがあって、そこを中心にミドルセクションから反応し、ここなら地形も広範囲にあるので人も集まっていました。

ただ、最近は午後からの上げ始めに、いくらか波がまとまり良さそうでしたよ。
なお、8/2(土)に、花火大会が行われる予定です。
次は、サンライズです。
水曜日(7/30)朝7時頃、少し引き始めたくらいのチェックです。

このサイズですので、やはりインサイドが中心ですね。
全体的に手前が深くなってしまっていますが、所々にカレントが出ていて、その両脇にピークができます。
潮の上げている時間帯の方が地形に水がのって波がまとまっていました。
続いて東浪見ですが、ここは、水曜日(7/30)夕方15時頃、上げ始めて数時間後くらいにチェックして来ました。
ここは地形が、まだ残っています!
右側のライトは波が小さい為ピークが手前にはなっていますが、形よくブレイクしています。



ここはミドルタイドが良さそうです。
志田です。
ここは、水曜日(7/30)昼すぎ頃、ほぼロータイドの時間帯です。
ビーチに砂が上がり過ぎてしまい、堤防の半分くらいまで埋まってしまいました。。。
更に、南ウネリでしたので小さくて反応していません。
中央は地形もなくダンパー気味なショアブレイク。



太東も、水曜日(7/30)昼頃のチェックですが、潮回りも関係なく、もう半月くらい池みたいな(笑)状態が続いています。。。
砂があがってビーチはかなり広くなりました。

地形の状況も判断できませんが、大きなサイズUP次第でしょう。。。

そして、夷隅です。
やはり、水曜日(7/30)昼すぎにチェックしてきましたので、潮が少ない時間帯の状況で以下です。。。
No.2.3は、アウトでシフトしてブレイクしそうな様子はありますが、ミドルセクションの地形がないので、そのままインサイドまできてショアブレイクになっちゃいます。

ただ、No.1だけは地形があり、本日(7/30)はセットのみですが、ミドルセクションでシフトしてブレイクします。

やはり、このサイズの南ウネリだと、ここが1番反応が良いですね。
以上、最近のこのエリアはこんな状況です。
最後に、水温ですが、今のところ安定していて、トランクス+タッパーで問題ないです。
朝夕の涼しく感じる時にはスプリングがあってもいいと思いますが。
ただ、このエリアに来られる時は、前々日~前日の風の吹き方を必ずチェックしておいて下さいね。
南~南西が強く吹いていた様子だったら、急激な水温低下に備えて、念のためのシーガルの持参も考えてください。
さて、明日(8/1)以降ですが、高気圧の勢力が弱まっているので、是非とも理想的な進路で台風が来てくれたらと思います。
どこのポイントも、砂が溜まりすぎているので、大きなサイズUPに伴う強烈なカレントで、砂が流れて地形が良くなれば最高ですね!
スムーズに来れば8/4前後にウネリが届き始めると予想しています。
でも、サイズUPに伴い地形だけじゃなく、沖の潮が入り水温も変化するかもしれませんよ。。。
今週は以上です。
それでは、また来週(木or金)お届けします!
ありがとうございました!

