一宮エリア
2014-08-15 更新
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。
今週は久しぶりに波に恵まれた週でした。
台風の通過に伴って強い南風が吹き、水温が下がり始めながら、風波からのスタート。
波に力がなく、風でヨレが入ってしまってたりしましたが、堤防等の障害物で風を交わすポイントでは、レベルを問わず誰にでも楽しめるようなファンなコンディションだったのではないでしょうか。
そして、台風が通過した後は、風が弱くなってウネリもまとまり、一宮~太東エリアはどこもいい波が来ていました。
思いの外サイズをキープしていて、特に東浪見、サンライズ周辺は、たくさんのサーファーで盛り上がっていましたよ。
それでは、本題に入りましょう。
先ずは一宮です。
14日(木)朝5時頃、ハイタイド近くのチェックです。
サイズアップはしましたが先週まで続いた地形と大きな変化はありません。
インサイドの砂はいくらか削られてきましたが、アウトはやはり深めの地形が続いて反応が悪く波も厚めです。うまくシフトしたウネリは形よくブレイクしていますが波待ちのポジションに手こずりそう。


サンライズです。
14日(木)朝9時頃、丁度ミドルタイド頃です。
ここは、コンディションが良くなってきましたよ。


形よくシフトした波が定期的に来ていましたよ。
潮の多い時間帯の方が、やはりウネリがまとまって良さそうでした。

堤防脇はいくらか深めで反応が鈍いですが、潮の時間を合わせればファンウェーブに出逢えるのではないでしょうか。
1日を通して問題なくサーフィンできそうです。
東浪見です。
14日(木)朝8時半頃、サンライズ同様にミドルタイド頃です。
ここは変わらず地形をキープしています。
左側はアウトから手前まで均一に砂がついていて多少ダンパー気味ではありますがシフトしたウネリは形よくブレイクしています。


ここは潮が止まっていなければ1日を通してサーフィンできています。
さて、志田ですが、やはり重症です。。。
14日(木)朝6時半頃、ハイタイドの時間帯です。
手前にたまっている砂も少しずつ削られてきましたがアウトは深い状態が続いてます。
全体にインサイドのバンパーショアブレイクがメインになっています。
右側と左側の堤防脇に限っては、距離は短いものの堤防から出るカレントの影響で地形ができ始めていそうな気配ですが、完全復活にはまだまだ時間がかかりそうです。
太東です。
14日(木)木曜日朝、堤防脇にピークができますが、やはり地形は深めです。
潮が多いとほとんど反応していません。

潮が引いてくると、セットが多少アウトからブレイクしますが、やはり時間帯限定。。。
そしてサイズも落ちてきていますので、あと何日できるのか?といった状態です。
夷隅です。
14日(木)10時頃、ミドルタイドから更に引きに向かっている時間帯でしょうか。
サーフィン可能なのは、相変わらずNo.1のみの状態です。

No.2.3はほとんど反応なしでウネリのみのコンディションが続いています。


潮が引き始めるとセットに限ってブレイクしていました。
以上、今週のこのエリアの地形リポートは以上になります。
さて、水温ですが、今週も20℃以下の日もありトランクスでは少し厳しいです。
スプリング~シーガルを着ている人が多く、中にはフルスーツという人もいました。
外気との温度差が大きいので、体調管理や、冷えによる怪我に充分注意してください…。
明日16日以後は、このウネリがいつまで続くか?といった状態です。
前線や低気圧が本州を通過する予報ですので、動きによっては南風が強まり、突然のサイズダウン。何てことも有り得るかと。。。
今のところ、近々には次の台風の影響も期待できない様子ですので、サイズのあるうちに、やりこんでおいた方がいいと思いますよ。
今週は以上です。
それでは、また来週(木or金)お届けします!
ありがとうございました!

