一宮エリア
2014-09-04 更新
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。

先週末に沖を抜けた低気圧の影響で、オンショアの難しいコンディションになりましたが、頭前後までサイズアップしました。
しかし、今週(9/1~)に入ってからは、だんだん波も落ち着いてきてしまいました。
一宮やサンライズといった北よりの風を堤防でかわせるポイントでは、午前中の潮の引き始めや、夕方の上げてくるタイミングで楽しめたと思います。
太東でもサイズがある日は、堤防からのレギュラーで遊べる波が来ていましたよ。
また、このサイズアップの影響で各ポイント、じわじわですが地形が変わってきています。
では、いつも通り一宮からです。
9/2(火)14時頃、ミドルタイドの時間帯にチェックしました。
今回の時化で、手前の砂がいくらか出たようです。


この日(9/2)のサイズは膝~腰セット腹程度、やはり胸肩くらいまでサイズアップしないと楽しめそうにないです。
堤防周辺もこのサイズでは反応なしでした。


サンライズです。
9/2(火)15時頃、まだミドルタイドです。
ここは今回の時化で荒らされたようです。
波が上がる前の方が、地形に関しては良かったように見えます(泣)。。。
全体的にはインサイドが深めでミドルセクションにできるピークがメインのようです。



潮も上げ気味くらいがちょうどいいかと思います。
続いて東浪見です。
チェックは、やはり9/2(火)16時頃。
この日の午後は潮があまり動かない潮周りですので、やはりまだミドルタイドと言って良い時間帯だと思います。
ここは大きな変化はありません。
右側の堤防周辺は変わらず深めで反応が鈍いです。

中央はカレントの周りにピークができますよ。

左側の堤防の周りはインサイドからミドルセクションまで一定に砂が着いていて、地形的にはこちら側がオススメです。

志田です。
9/2(火)東浪見同様に16時頃のチェックです。
ここは前回のレポートまでと比べると地形は復活傾向です。
全体的にはまだ深めですが、じわじわと手前が削られてミドルセクションまで砂が出て行っています。
まぁそれでもまだショアブレイク気味ですけどね。。。
真ん中にはカレントがあって、地形はまだまだ深く、ヨレてしまいショルダーもはらない波でした。



太東ですが、ここは昨日9/3(水)10時頃、そろそろ上げどまりの時間帯の状況です。
ここも前回の時化と長らく続いたオンショアの影響で、砂が沖に出て行き堤防の内側の地形は復活傾向ですが、まだミドルセクションが深い状態。


最後に夷隅です。
昨日9/3(水)9時頃のチェックですが、全体的に深いですね。。。
No.2.から南側には地形がありません。。。


頭くらいのサイズがないと楽しめそうにないですね。
No.1に限り砂が着いていてサーフィンできますが、堤防の周りが深い状態のため、ピークはミドルセクションから手前になります。

今週は潮周りが悪いので、サイズアップしない限り期待できそうにないかと思います。。。
さて水温ですが、最近は22~23℃位をキープしています。
晴れている日はタッパーやスプリングで問題ないと思いますが、外気が涼しくなってきたので天気の悪い日や、朝夕の時間帯はシーガルのサーファーが目立ちますね。
そしてこの先(9/4~)ですが、天気の移り変わりに苦戦しそうで、南風の予報でしたが最近は北風が続いています。
天気は穏やかですが、弱い低気圧が沖を通るだけでも意外にサイズが上がったり、また南風になると一気になくなったり、サイズもその日によって変わりやすいと思います。
潮に関しても午前中の早い時間帯にしか動かない潮周りが続きますので、ベストなタイミングを確実に当てたいですね!
今週のレポートは以上になります。
それでは、また来週(木or金)にお届けしますので、これからも宜しくお願いします!!
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