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『Minami Boso Junior Pro』終了!ワールドジュニアの出場権を得たのは?

2014-09-15 更新
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今シーズン2戦用意されているASPジャパンのプロジュニア。
初戦は8月に千葉・志田下で開催され、20歳以下のジュニアは仲村拓久未、16歳以下のカデットは村上蓮、ガールズは田代凪沙が優勝。

第2戦は千葉・千歳で初開催となるジュニア1スター『Minami Boso Junior Pro』
9月13日〜14日に行なわれ、初日はムネ〜カタ位。
最終日はムネ位で共に風の影響が入った難しいコンディションの中、ハイレベルなアクションが連発。
先日の大洗でのJPSAで仲村拓久未が優勝したことでも分かる通り、ジュニア世代が現在の日本で最も上手いと言っても過言ではありません。

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今イベントはASP以外でもISA、JPSAなどですでに結果を残している大原洋人、新井洋人(写真上)、仲村拓久未の3強に加え、安井拓海、塚本勇太、舜&蓮の村上兄弟、稲葉玲王、MCとして活躍していた脇田貴之の息子、脇田泰地などの活躍が目立っていました。
特に安井拓海(写真最上部)はアベレージのビーチブレイクでのコンテストでスコアを出しやすいエアーリバースの完成度が高く、脇田泰地、塚本勇太を倒してファイナルへ。
稲葉玲王、仲村拓久未とのクロスゲームを制した新井洋人とマンオンマンで対決し、一時はコンビネーションに追い込まれながらも、バリエーション豊かなライディングで7.65。更に大きなカービングから高いエアーリバースでイベントハイエストスコアとなる9.65をマークして逆転に成功。
トータル17.30 vs 17.00で熾烈なファイナルを制しました。

まだ16歳ながら、今年はアメリカ・バージニアでの4スター『Vans Pro』でSF進出。その後に行なわれたカリフォルニアのNSSAで優勝するなど海外でも結果を残している安井拓海。
昨年まで活躍していた16歳以下のカデットから今年は上のクラスで強敵の新井洋人を敗っての勝利。
大きな自信を得てこれからの数年は国内でのジュニアを盛り上げてくれることでしょう。
今回の優勝でワールドジュニアの出場権も獲得、その他に大原洋人、新井洋人、仲村拓久未、塚本勇太、村上舜が日本のジュニア代表として世界の舞台で戦うことになります。

 
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16歳以下のカデットは志田下の『Go Pro Junior』で2位だった中塩裕貴(写真上1枚目)がリベンジを果たして優勝。
ガールズは今シーズンのJPSAでプロ公認を得た13歳の川合美乃里(写真上2枚目)が活躍。先日の大洗でのJPSAでも素晴らしいアクションでハイスコアを出して目立っていた彼女が『Go Pro Junior』で優勝していた田代凪沙をファイナルで敗ってASP初優勝。
ワールドジュニアの代表に関しては野呂玲花、田代凪沙が選ばれています。

ワールドジュニアは10月25日〜11月2日にポルトガルで開催。
昨年はガブリエル・メディナ(BRA)が優勝。
大原洋人が3位で表彰台に立って今年の全てのプライムと6スターでRound of 96からのシード権を獲得。
まだ誰も成し遂げていない日本人初のクオリファイにも大きく関係してくるイベントだけに活躍を期待しましょう!

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『Minami Boso Junior Pro』結果
ジュニア(U-20)
1位 安井拓海
2位 新井洋人
3位 仲村拓久未
4位 塚本勇太

カデット(U-16)
1位 中塩裕貴
2位 村田翔
3位 森友二
4位 粟田生

ガールズ(U-20)
1位 川合美乃里
2位 田代凪沙
3位 宮坂桃子
4位 須田那月

『Minami Boso Junior Pro』公式サイト
http://www.aspjapantourlive.com/2014/boso/(PC用)

photo: ASP Covered Images

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