湘南藤沢エリア
2014-09-24 更新
皆さん、こんにちは波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」湘南・藤沢エリア担当の畑 国男です。
先週のチェック時に台風15号の影響によるウネリが反応した後は、スモールコンディションが続いていた藤沢エリアですが、今週は台風16号の影響によるウネリが22日(月)から入り始めサイズアップしました。
しかし、藤沢エリア全域で大きな地形の変化は無く、辻堂周辺に関してはドン深の状態が続いています。
なお、水温はまだ高めで、日中ならスプリングやロングジョンで問題ありませんが、早朝は気温が下がってきているので、シーガルやロンスプが丁度良さそうですね。
それでは、先ずは辻堂から。
この辺りはドン深の状態が続いており、ムネ位のサイズがあるとアウトよりからトロめながらブレイクするものの、ミドルで消えてしまいます。
そして、潮が引いている時間帯は多少は割れやすくなりますが、遊べるようになるには頭位のサイズまで上がらないと駄目そうな感じでした。。。
写真は潮位100cm位でしたので、割れづらかったですね。
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続いて湘洋中前。
ここも辻堂と同様にドン深の状態が続いています。
ムネサイズのセットが入り、アウトよりからトロめにブレイクしていましたが、やはりミドルで消えてしまい、インサイドは掘れたショアブレイク気味で、乗れる波ではありませんでしたね。
頭位のサイズがないと遊べない感じです。。。


お隣のスエヒロ~地下道前
この辺りはインサイドが少し浅くなっているので、辻堂周辺よりはマシですが、岸近くの速めなブレイクで、少し横に滑れる程度のコンディション。
インサイドはもう少しサイズが小さい時の方が、乗れそうな感じでしたね。
ミドルは相変わらず深いので、ムネ位のサイズがありアウトよりからブレイクしても、途中で消えてしまいます。
やはり、十分なサイズがないと楽しめないですね。
そして、最後に鵠沼方面、スケートパーク~江ノ島水族館前。
全体的に地形の変化はありませんでしたが、河口を中心にいくつかのピークがあって、トロめながらも形良い波が入り、この辺りは遊べていましたよ。



皆さん、怪我やトラブルを回避するためにも、ルールとマナーを守って、楽しく波乗りしてくださいね。
さて、今後は台風16号から変わった温帯低気圧は勢力を落としながら、25日(木)~26日(金)にかけて日本列島通過する予報。
25日(木)は強い南風が吹きそうですが、26日(金)はオフショアへと変わり遊べるコンディションが期待出来ます。
その後は、日本の南東海上を熱帯低気圧が北上し、台風へと変わる可能性があり、そこからのウネリが28日(日)頃から入り始めるかな?
予報は少し変わると思われますので、最新の気象情報や波情報はマメにチェックして、良い波を当ててくださいね!
それでは、また来週!

