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S.F.Jより水質調査報告書公開

2006-05-01 更新
普段、私たちがサーフィンしているポイントの海水は果たして「安全」なのだろうか?

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■私達の海水に対する認識は十分なのでしょうか?

汚染された海水には様々な菌が含まれ、特に大腸菌群は人体への影響も大きく、軽視できるものではありません。実際にカリフォルニアでは100ミリリットル中に、大腸菌群が10000個検出された場合は、ビーチクローズ(海岸閉鎖)するという基準が設けられています。

S.F.J.実施のアンケートによると、雨の後、夏場に「なんだか水が汚いなぁ…」と感じているサーファーは実に全体の83%にも及びます。それなのにもかかわらず、95%のサーファーが「波があれば汚い海水でもサーフィンする」と考えているのです。見た目に汚いと感じる海水、我慢すればいいという簡単な問題では済まされないことに、そろそろ私たちも気付くべきでしょう。

そこで、サーファーの意識改革のため、S.F.J.は過去6年間に渡り、湘南の主要サーフポイントの水質を調べるべく、地道に海水を採取してきました。その分析結果が、報告書という形でS.F.J.のウェブサイトに掲載されています。

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報告書は、大腸菌の危険性、大腸菌含有量の分析方法など専門的な内容についても触れていますが、写真を添えるなど、読みやすいよう配慮されています。
また、分析結果によると、湘南エリアの海水汚染の大きな原因のひとつとして『下水道のオーバーフロー』があるのではないかという結論に達したようです。特に、湘南をホームポイントとしているサーファーには身近な問題として、パソコンからの閲覧のみとなりますが、ぜひ一読して頂きたい内容となっています。

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報告書はこちらからダウンロード
http://www.surfrider.jp/activity/water/report_200604.html