湘南藤沢エリア
2014-10-01 更新
皆さん、こんにちは波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」湘南・藤沢エリア担当の畑 国男です。

先週の9月25日(木)は台風16号から変わった温帯低気圧が日本海→東海上へ抜けた影響で強烈なオンショア吹き、ビーチはダブル近いジャンクなクローズコンディションとなりました。
私は以前からこういうコンディションの後は地形が変わる事が多いと言っていたのを覚えていますか?
そして翌朝、辻堂正面をチェックしたらインサイドにサンドバーが出来ており、湘洋中前周辺もインサイドの地形が少し良くなっていました。
しかし、台風17号の影響によるウネリが9月28日(日)にヒットし、せっかく少し戻ったインサイドの砂は消えて、再び辻堂~湘洋中前周辺のミドル~インサイドの地形は深くなってしまいました。。。
なお、水温の方はまだまだ高めで、朝はシーガル位が丁度良く、日中ならスプリングで入れますよ。
先ずは辻堂から。
9月26日(金)の朝にチェックした時は、インサイドに良い感じに砂が付いてるな~と思ったら、その後の台風17号の影響で、せっかく出来たインサイドのサンドバーが消えてしまいました。。。
またまた、辻堂はドン深になってしまったので、サイズがないと岸近くで割れる程度の状態です。
ただし、頭以上までサイズが上がれば、アウトからブレイクして遊べる波になります。
9月26日(金)朝↓↓↓



続いて湘洋中前。
こちらも9月26日(金)の朝にチェックした時は、インサイドの地形が少し良くなっていたのですが、台風17号の影響でインサイドは再びドン深となってしまいました。。。
辻堂と同様に頭以上のサイズになれば、アウトから遊べる波がブレイクします。
9月26日(金)朝↓↓↓


お隣のスエヒロ~地下道前。
この辺りはインサイド岸近くは浅めなので少しは滑れています。
この地形だとサイズが小さめで、潮が多めの時間帯が比較的コンディションは良さそうですね。
そして、ここもミドルが深めなので、サイズが頭以上になればアウトからブレイクして遊べる波となります。
9月29日(月)朝↓↓↓

そして、最後に鵠沼方面、スケートパーク~江ノ島水族館前。
全体的に地形の大きな変化はありませんでしたが、相変わらず河口を中心に左右にいくつかのピークがあります。
インサイドのブレイクの時は、やや潮が多めの時間帯の方がコンディションは良さそうですね。
なお、サイズ上がればアウトからインサイドまで乗れる波があり、まずまず楽しめますよ。
9月29日(月)朝↓↓↓

9月28日(日)朝↓↓↓

こういう場合は沖から乗ってくる人のライン上で波待ちするのは『ダメよダメダメ~』。
大事故の原因にもなりますので、十分に注意して波待ちしてくださいね。
今後は南東海上を北上してくる台風18号からのウネリが10月3日(金)頃に届きそうです。
その後、さらにサイズアップし10月5日(日)がウネリのピークになると思われます。
またまた、週末に台風からのウネリがヒットし、前回の台風17号よりもサイズが上がりそうなので、ウネリをかわすポイントに人が集中し、大変混雑する事が予想されます。
事故を未然に防ぐためにも、無理して混雑している海に入らない選択も大事かもしれませんね。
おまけ

カリフォルニアを感じられるイベントなので、興味のある方は是非遊びに行ってみてください!
また来週!

