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一宮エリア

2014-10-03 更新
皆さん、お疲れ様です!
波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。

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前回レポートの後、やはり台風の影響でサイズが上がり、一宮~大原エリアはクローズコンディションが続きました。

このエリアでは太東でなんとかサーフィンでましたが、ほぼ全滅だった印象です。

今週9/30(火)から落ち着き傾向となり、この日の志田の朝イチは、頭半くらいのホレホレなハードコンディションで、トッププロ達によるチューブセッションが繰り広げられていました。
写真を忘れてしまったのが残念です。
申し訳ありません。。。

しかし、夕方には一気にサイズが下がり、どのポイントもファンな波になり、翌日10/1(水)にはまたオンショアの残念な様子に戻ってしまいました。

ざっと、こんな印象の1週間でした。



それでは、各ポイント毎のレポートを、お届けします!

いつも通り北から、先ずは一宮です。

昨日10/2(木)10時頃のチェックになります。
タイドは、あまり動かない小潮回りのハイタイド近い潮位の時間帯になります。

右側の堤防脇は、地形がキープされていて、安定して形のいいライトの波があります。
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しかし中央から右側のインサイドは、今回の時化で砂がなくなり、階段に波がぶつかっている状態です。
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カレントで掘れてしまいバックウォッシュも頻繁に発生しています。
そのため右側のピークは狭く混雑しやすくなっていました。

中央の堤防から左側はアウトの反応は鈍いものの、ミドルセクションからインサイドに波がまとまり腰~胸サイズでもしっかりした波質になっていますので、地形は悪くなさそうです。
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ただし、来週(10/6週)まで潮の動きが鈍いタイドが続きますので、どうしてもボヨつき気味のコンディションが多くなりそうです。
練習可能な地形ですが、次の台風もあるので、カレントやインサイドの地形には充分注意してください。



サンライズです。
昨日10/2(木)11時半頃です。

今回の時化でまとまった地形は崩れてしまいました。。。
全体的に砂がアウトに出てしまって、サイズがないとブレイクしない様子です。
堤防や中央よりから出るカレントでミドルセクションの地形がなくなってしまいましたね。。。

左の堤防周りは深くなっていて反応していません。
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右側の堤防はウネリを交わしてしまっているのか、インサイドに小さい形のいいライトの波は来ていましたが、アウトからブレイクする波はありません。
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中央のインサイドは、カレントで不規則な波ですが波数があって、はっきりしたピークができています。
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しかし、サイズアップしたらアウトで速めのブレイクをして、その後ダラダラ繋いでくる様な波になってしまいそうな地形だと思います。



東浪見です。
同じく昨日10/2(木)です。

こちらは12時半頃のチェックですので、ほぼほぼハイタイドの時間帯でした。

全体的にミドルセクションにあった地形は、一掃されてしまった様子です。。。
胸くらいの波が入るとアウトでブレイクして、その後なくなってしまい、インサイドでリフォームする波がメインとなる地形です。

右側の堤防脇は、インサイドよりに来る形のいい小さめのライトがありますが、波数は少なめです。
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左側はアウトでブレイクするものの繋げづらく、インサイドがメインになっていました。
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ここも中央の方が、ピークは不規則ですが波数が多く、腰~腹サイズでもしっかりしたブレイクがあります。
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さて、問題の志田ですが、ここは地形が戻りました!

全体的にアウトからインサイドまで砂が付き復活しましたよ。
今のところ出来たばかりの地形なのでカレントの影響でバタついた速めの波になっていますが。

潮が引きに向かうと、そういったコンディションになりやすくなっていました。
ですので、上げに向かうタイミングがオススメかと思います。

同じく昨日10/2(木)13時頃の写真です。
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両端の堤防の脇にもピークがあり、中央にもカレントでできた地形に反応するピークができるので、混雑は避けれそうです。
この日(10/2)は他のポイントと比べると若干サイズは小さかったですが波数はありましたよ。

ただし、来週からサイズアップする予想ですので、ハードな波になると思います。
練習は今週一杯までかもしれません。。。



太東です。

こちらは、一昨日10/1(水)の夕方16時頃状況となります。

未だ深めの地形ですが、重症だった今までと比べれば、ミドルセクションに地形ができてきたように見えます。
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やはり今回の時化の影響ではないでしょうか。

この日(10/1)は風波で腰程度のサイズでしたが、台風の通過した後は堤防脇で反応するサイズ(肩~頭くらい)の波は、しっかりインサイドまでライディングできる波になっていました。

ただ、それ以下のサイズだと、満潮の時間帯はショルダーのないボヨついた波になってしまいます。。。



夷隅です。

一昨日10/1(水)の日中では一番引いてる時間帯にチェックしましたが、なかなか反応していません。。。

全体的には目立って良い地形は無さそうです。
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No.1は真ん中のミドルセクションにできるピークがメインですが、ショルダーのない波ばかりです。

No.2.3はまだ深い状態ながらも復活傾向で、右側から出るカレントの中にできるピークがあります。
ただ、この日(10/1)は、セットで肩くらいの波が来ていましたが、セットしか形よくブレイクしていませんので、良い時間帯が短くピークも狭いです。



最後に大原です。

今回は時化後でしたので、気になり足を延ばしてみました。
一昨日10/1(水)の14時頃です。

今回の時化で砂が一定に沖に出たようで、堤防脇のカレントが強めに出ていました。
その影響でウネリにヨレが入り、シフトしていきますが、左側のアウトまで砂が着いているので、前回見た時よりピークが広くなっていました。
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さて、気になる水温ですが、着実に下がってきていますが、20℃くらいをキープしています。
外気が涼しくなりましたので、さすがにスプリングの姿もだんだん少なくなり、ロンスプやシーガルの人が多いですね。
更に、気温が低い朝イチ、夕方はフルスーツをおすすめします。

また、明日(10/4)以後ですが、次の台風のウネリが届きそうです。
今のところ進路が定まっていないのではっきり言えませんが、沖を通過してほしいですね。
ウネリだけ届いてくれるのが理想です。
上陸してもサイズアップの可能性は十分ありますが、落ち着くのが早いですからね。。。

ただし、クローズする日もあると思いますので、レベルに合った無理のないポイント選びと行動を心掛けて下さい。
場合によっては、海に入るのを諦めるくらいの判断も必要ですよ!

今週レポートは以上になります。
それでは、また来週(木or金)にお届けします!
来週も宜しくお願いします!!

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