非会員上部PR枠用
 

一宮エリア

2014-10-24 更新

皆さん、お疲れ様です!
波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。
DSC_0045


前回レポートのお届け後は、台風の通過後に北風に変わる直前の無風の時間帯や西風の日に、アタマ~オーバーヘッドくらいのいい波がブレイクしていました。
1_

ただ、週末(18日頃)からは、サイズが下がり始め、風波のようなまとまらない波になってしまいました。。。
それでも、腰~腹胸くらいのサイズをキープしてくれたので、何とか楽しめた1週間だったのではないでしょうか。

なお話は変わりますが、週末の朝、東浪見ポイントの駐車場付近で交通事故があり、大渋滞になっていましたね。。。
ここは、事故が多いカーブなので、皆さんも気を付けてください!



それでは早速、各ポイント毎のレポートに行きます!


先ずはいつも通り、一宮からです。

昨日10/22(水)15時頃、ほぼほぼハイタイドの潮が満タンの時間帯での撮影です。

ここは、なかなか地形が良くなりませんねぇ。。。
全体的にカレントが強くミドルセクションが深くなっていて、ほとんどの波が途中でなくなってしまっていました。

この日は強めの北風が吹いていて、右側半分はその北風の影響を受け、波がまとまらず、インサイドまで流れが入りジャンクな状態でした。
_1
_2

中央から左側は北風を交わしていて、波のフェイスがクリーンなので、この日はこちら側が人気ですね。
_4

インサイドでリフォームする波を狙いたいところですが、距離を乗れる波は少なく、波選びが難しい様子でした。
_3

アウトにできるピークもダラダラしていてイマイチでしたが、この日のこのエリアの中では整っている方でしたよ。



サンライズです。

ここは、今朝10/23(木)9時頃、ほぼロータイド時の状況です。

昨日(水曜日)からサイズが上がり始め、本日(10/23)も肩~頭サイズの波がバンバン来ています。
_1
北風が強めに吹いていますので、ウネリと言うより風波系のまとまりとパワーに欠ける波で、形のいい波のほとんどはショルダーが開いて走りづらい様子でした。

全体的にアウトのピークはしっかりしていますが、ミドルセクションのカレントが強いので、地形が深くなっています。
ダラダラしていて物足りないブレイクが殆どで、遊べそうなショアブレイクもありませんでした。

堤防から出るカレントも強く、沖が遠くなっていました。。。
_2
ただ、風と波数が落ち着けば、両サイドの堤防横の地形がそこそこのブレイクを見せてくれるかもしれない感じです。



東浪見です。

ここも今朝10/23(木)のチェックです。
10時頃ですので、やはりロータイド前後の状況となります。

肩~頭、オーバーヘッドくらいで、ここもまとまりのない波でした。
_1
潮が引いていた事もあり、両端の堤防が出すカレントが強く、アウトのピークはかなり沖になっていました。
流れにぶつかって力のある波でしたがヨレてしまっていて速いブレイクです。

左半分はインサイドまで砂が着いていて、落ち着けば良くなる可能性があると思います。
_2

右側半分はインサイドからミドルセクションが深く、堤防横から手前までボヨついた波でした。
_3

右と左で地形が違うので、今後風が治まれば、潮のタイミングなど時間をずらす等で、違ったコンディションが楽しめるかもしれませんね。



志田です。

こちらは、昨日10/22(水)の状況となります。
チェックしたのは14時半頃でしたから、ほぼハイタイドの時間帯の撮影となります。

やはり志田も強烈なオンショアの為ジャンクなコンディションで、波数が多く、ヨレながら速いブレイクの波が目立ちました。
しかし、復活した地形は未だ残っている模様で、アウトからインサイドまで乗ることができて、力のある波質でした。
_1

ただ、この日のインサイドからミドルセクションはハードで、左側は地形が浅いため、アウトが遠くなっていて特に面倒くさそう(笑)。。。
左から右へのカレントも強く、インサイドは見て分かるくらい流れていました。
_2
でもこれは、右側の地形が更に良くなるかも(?)です。

この日はこんな感じでしたが、地形的にはまずまずですので、風が止んでウネリがまとまれば、良くなる可能性が十分あると思いました。
地形が復活してからの最近は、引いている時間帯より、上げに向かう時間帯の方がコンディションが良い傾向にありましたので、今後の参考にしてください。



太東です。

こちらも志田同様、昨日10/22(水)のほぼハイタイドの時間帯14時頃となります。

昨日(10/22)の太東は、強烈な北東風でストレートオンショア!
風波ではありますが、胸~肩セット頭くらいの波がきていました。
_1

カレントが強くビギナーの方には不向きですが、そのカレントの影響で、堤防のアウトまで砂が出て、地形はGOODな状態だと思います。
やはり、堤防からブレイクするレギュラーの波が狙い目でしょう。

このレポートの時間帯は、潮が多い上に風波ですので、ボヨついていてショルダーのない波が目立ちましたが。。。
ただし、今週中(10/24~10/26)は何とか残りそうですので、この風が弱まれば潮の少ない時間帯を中心に、チェックしてみる価値がある地形かもしれません。



ポイント毎レポートの最後は、夷隅です。

こちらも昨日10/22(水)の撮影です。
13時頃でしたので、ややハイタイドに近いミドルタイドの時間帯となります。

前回の台風による時化によってできた地形が残てはいるものの、イマイチの地形です。
その上、北東風が強いため、ややまとまりに欠ける波ですが、ご覧のとおり、このエリアの中では北風の影響を受けにくいポイントです。
1_
胸~セットで肩くらい。

テトラの横にできるアウトのピークは、カレントに反応してハッキリしているものの、ショルダーがなくなってしまっていて物足りない感じでしたので、基本的には深めの地形となっています
_2
ですので、潮が多い時間帯はミドルセクションがボヨボヨします。

ここは、潮が少ない時間帯で、サイズも頭くらいあってほしい地形ですね。



以上、今回のポイント毎のレポートは、ここまでです。


さて、水温ですが、まだ20℃くらいをキープしていますので、晴れた日の日中で動いていればシーガルでも平気です。
しかし、そろそろジャージのフルスーツの方が間違いない時期となって来ましたので、準備はお忘れなく!


最後に、明日10/24(金)以降ですが、昨日今日(10/22・23)のサイズアップは風波のようなので、天気が落ち着くと一気に下がり始めてしまうのでは?

今週末(10/25・26)まで残っているかもしれませんが、オンショアの日が多い予報ですので、波質的にもあまり期待できないと思います。
ですので、潮のタイミングでコンディションが大きく変わりそうな微妙な状況です。

風の弱いタイミングを見極めることと併せて、タイドグラフのチェックも重要となりそうです!


今週のレポートは以上になります。
それでは、また来週(木or金)にお届けします!
来週も宜しくお願いします!!

*****
過去のレポート一覧へ
*****