非会員上部PR枠用
 

タイトルレースの決着はサーフオフに?

2014-11-22 更新
20141122ga


メンズ・ウィメンズ共に熾烈なタイトルレースが繰り広げられている2014年のASPワールドツアー。
メンズはガブリエル・メディナ(BRA・写真上)、ミック・ファニング(AUS)、ケリー・スレーター(USA)の3名。
ウィメンズはステファニー・ギルモア(AUS・写真下)、サリー・フィッツギボンズ(AUS)、タイラー・ライト(AUS)の3名にタイトルの可能性があり、共に上位2名は非常にタイトなシチュエーションのため、最終戦の結果次第では「サーフオフ」と呼ばれる追加のヒートが必要になることも考えられます。

長いASPの歴史の中で僅か一度しか行なわれていないこの「サーフオフ」
メンズはガブリエルがR2かR3で敗退し、ミックが5位でフィニッシュした場合。
ウィメンズはサリーが優勝、ステファニーが3位。もしくは、タイラーが優勝、ステファニーが5位でフィニッシュした場合に「サーフオフ」で決着がつきます。

20141122se


最終戦の舞台は共にハワイ。12月8日〜20日にオアフ島・パイプラインで開催される『Billabong Pipe Masters』と11月22日〜12月6日にマウイ島・ホノルアベイで開催される『Target Maui Pro』

「サーフオフ」の理想的なシナリオは、30分毎のヒートを3回行い、各20分の休憩。
しかし、これには合計2時間10分の時間が必要なため、十分な時間が無い場合は35分1ヒートのみで決まる場合も。
この判断はツアーマネージャーのキーレン・ペロー、ジェシー・マイリー・ダイヤーによって下されます。

ちなみに「サーフオフ」の前例は2011年のワールドジュニア。
カイオ・イベリ(BRA)vsギャレット・パークス(AUS)のカードがシングルサドンデスヒートで争われ、カイオがタイトルを獲得していました。

2014年ASPワールドツアー
第10戦『Moche Rip Curl Pro Portugal』終了後のランキング
1位 ガブリエル・メディナ(BRA) 56,550pt
2位 ミック・ファニング(AUS) 53,100pt
3位 ケリー・スレーター(USA) 50,050pt
4位 ジョン・ジョン・フローレンス(HAW) 47,950pt
5位 ミシェル・ボウレズ(PYF) 43,750pt

2014年ASPウィメンズワールドツアー
『Cascais Women’s Pro』終了後のランキング
1位 ステファニー・ギルモア(AUS) 64,200pt
2位 サリー・フィッツギボンズ(AUS) 60,700pt
3位 タイラー・ライト(AUS) 59,400pt
4位 カリッサ・ムーア(HAW) 56,600pt
5位 マリア・マニュエル(HAW) 43,600pt

ASP公式サイト

photo: ASP Covered Images

「コンテストリポート」一覧へ