一宮エリア
2014-12-30 更新
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。

前回レポート(12/25)でもお伝えした通り、今回は年末年始の参考になれば(!?)と、イレギュラーに本日12/29(月)も更新してみました。
これが、今年最後のレポートとなります。
それにしても、一年って、早いですね。。。
さて、前回レポート(12/25)から、スモールコンディション続きで数日関しか経っていませんので、やはり、今回はあまり変化がないですね。。。
しかし、昨日12/28(日)は、高気圧の吹き出しのような波が届いて、力のない波ですが胸くらいまでサイズがあがりました。
潮の動きも大きくなったので、地形が深い印象だったポイントでも、引きのタイミングからは、距離の乗れるコンディションでサーフィンできていましたよ。
午前中や昼頃は肩くらいまでサイズが出た所もあります。
それでは各ポイント毎のレポートに行きます!
今回のレポートは、全て昨日12/28(日)の13時半頃~16時半頃のチェックになります。
先ずは『一宮』からです。
この日(12/28)は、最近ではサイズがある方で、たまに胸くらい来ていました。
前回レポート(12/25)の時よりも、日中の潮の干満の差が大きくなったので、地形が深めになってしまった一宮でも、サーフィンできる時間帯がありました。
このくらいのサイズになると、引いている時間帯限定で、アウトから乗ることができていました。
ただ、センター周辺は、厚い波が多くダラダラでしたけどね。

また、潮が上げでくるとインサイドのショアブレイクがまとまってきていましたよ。

『サンライズ』です。
ここも地形は変わりないですが、潮が引いている時間帯になると、アウトからブレイクする波が目立つようになっていました。

ここの地形は、最低でも胸以上は欲しいところ。。。
この日(12/28)は左側が人気でしたが、


『東浪見』です。
ここも腹~胸くらいあれば、引いている時間帯になるとアウトからブレイクしてくるようです。
やはり潮の動きが大きくなったからだと思います。
左側半分は変わりなく砂がついていました。

この時間帯は一番引引いていたので、もう少し潮が多い時間帯の方が、形が良くなりそうでした。
右側はアウトが深く、波数は少ないものの、昨日12/28(日)は、久しぶりにサーフィンできていました。

『志田』です。
相変わらず、一番砂が溜まっていますが、この前のようなスペシャルな地形は無くなってしまいました。。。
一定に砂が付いていますが、一定過ぎてダンパーメインとなる地形になってしまった様子です。


ウネリの向きが変われば形が良くなるかも知れません。
ここはあまり潮のタイミングを選ばなくても、コンスタントにブレイクしますが、どちらかと言うと、むしろ上げていた方が、ダンパーは回避てきそうですね。

『太東』です。
ここは、ほぼフラットが続いています。。。

やはり北ウネリじゃないと反応が悪いみたいです。
昼頃の、もう少し上げていた時間の方が、若干サイズがありました。

今回も最後は『夷隅』です。
ここはだんだん地形が崩れてきています。。。
No.2.3はアウトが深くなってきていて、サイズが足りない様子。


それでも、普段に比べれば地形があるので、肩~頭くらいになれば、中級者以上のサーファーなら楽しめるかもしれません。
No.1の地形はキープしていて、距離は乗れそうです。

夷隅は、この様子だと、
頭くらいまでサイズが上がった場合、ハードなコンディションになりそうです!
また、腹~胸くらいのサイズの日は、潮が止まっていても、一番引いてる時間帯ならできそうです。
さて、今年最後のポイント毎のレポートは、以上となりますが、水温も相変わらず冷たくなる一方です。。。
できればドライスーツ、もしくは5㎜ブーツなど万全の体制で来て下さい。
グローブは勿論、ヘッドキャップの準備も忘れずに!
この先の年末年始は、本日12/29(月)の時化の度合い次第だと思います。
あまり大きな低気圧ではないですが、発達しながら沖を通る予報なので、サイズアップは確実ではないでしょうか!?
何れにせよ、年内のラストスパートには十分だと思います。
今年最後のレポートは、以上になります。
今年一年、ありがとうございました。
来年も宜しくお願いします!!
それでは、また来週!
来週(2015/01/05週)は、通常通り(木)or(金)にお届けする予定です。
では、皆さん、良いお年を!
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