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WQS初戦で前田マヒナ優勝!

2015-01-19 更新
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カリフォルニアのハンティントンビーチで開催されたWSLの開幕戦、QS1,000『Shoe City Pro』に続き、中国・海南島の「日月湾」でウィメンズQS『Samsung Galaxy Hainan Pro presented by Wanning』が行なわれ、現地時間1月19日に終了。

今イベントは昨年までの6スターに相当(今シーズンから1,000、1,500、3,000、6,000、10,000の5つのグレードに変更)するグレードで、クオリファイを目指す選手にとっては重要な1戦。
アメリカ国籍ながら日本人の両親を持つ前田マヒナ(HAW・写真最上部・下)がペイジ・ハレブ(NZ)とファイナルでクロスゲームを演じて競り勝ちました!

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優勝後のインタビューでは、「シーズン最初のイベントで優勝出来るなんて最高の気分よ。ここに来る前、大きな期待はしていなかったの。でも、ウィメンズQSの中で最高クラスの波を見て気持ちが変わったわ。昨シーズンは半分のイベントを回って17位。今年は本気でクオリファイを目指し、来年はWCT最年少サーファーになりたい!」とコメント。

QFでは元CT選手のデイブ・マコーレーの娘、ブロンテ・マコーレー(AUS)、SFではチェルシー・タッチ(BRB)と共に昨年のポルトガルでのワールドジュニアで争っていた選手を倒してファイナルの切符を手にしたマヒナ。
グーフィーフッター対決となったファイナルでは、レフトのポイントブレイクに彼女のパワフルなフロントサイドでのターンが冴え渡り、9.00をスコア。昨年までトップ17としてCTを回っていたペイジに勝ったことは、これから始まる長いシーズンの大きな自信に繋がることでしょう。

昨年、16歳でワールドジュニアを制し、次の目標はクオリファイ。
まずは6,000ポイントを獲得してカレントリーダーの座に立ち、オーストラリアレッグに挑みます。

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ニュージーランド出身の選手の先駆者として2009年から6年間戦っていたWCTの舞台から転落してしまい、WQSからやり直すことになった今年のペイジ(写真上)
低年齢化が進むウィメンズの世界で25歳はすでにギリギリの域であり、2015年は正念場とも言えます。

「ここでファイナルまで進むとは思っていなかったの。だから2位でも満足よ。昨年はWCTでリクオリファイを果たせなかった。それが私の気持ちを奮い立たせ、よりハードなトレーニングを始めたわ。’Mt Woodgie’の最高のサーフボードを手に入れ、ここの波との相性も最高だった。自信を持ってシーズンを送れそうよ」とペイジは話していました。

なお、今イベントには日本から田代凪沙、須田那月、水野亜彩子、野呂玲花、武知実波、大村奈央が参加していましたが、野呂玲花、大村奈央の17位が最高位でした。

次のWQSイベントは1月29日〜2月8日にオアフ島・ノースショアのパイプライン/バックドアで開催される『Volcom Pipe Pro』
ウィメンズ(メンズ併催)は1月30日〜2月1日にオーストラリアのバーレーヘッズで開催される『Scoot Burleigh Pro』

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『Samsung Galaxy Hainan Pro』結果
1位 前田マヒナ(HAW)
2位 ペイジ・ハレブ(NZ)
3位 タティアナ・ウェストン・ウェブ(HAW)、チェルシー・タッチ(BRA)

WSL公式サイト

photo: WSL Covered Images

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