オーストラリアで一番のクラブチームは?
2015-01-26 更新

1月下旬からスタートするWSLのオーストラリアレッグを前にオーストラリアで一番のクラブチームを決める『Australian Boardriders Battle』が現地時間1月24日〜25日にシドニー南部のクロヌラで開催。
4名のオープン選手を中心に18歳以下のジュニア、35歳以上の計6名(その中の1名以上は女性)で構成されたチーム戦を制したのはディフェンディングチャンピオンのスナッパーロックス・ボードライダーズでした!
「この場所でのイベントが再び素晴らしいものになったことに感謝している。私達はここに来ることを楽しみにしていたよ。ローカルや、全てのクラブと交流する楽しいこの雰囲気が大好きなんだ。私達のチームは、ジョエル・パーキンソンを主力に最高の選手を揃え、素晴らしいショーを披露しながらゲームを続けたのさ」とスナッパーロックス・ボードライダーズのキャプテン、ジェイ・フィリップスはコメント。

サーフィンが国技のオーストラリアでは、国中の各ビーチにクラブチームがあり、そこで培われるサーファーの育成がWCTでも多くを占めるオージーの強さの秘訣と言われています。
今回のイベントにも代表としてWCTの選手が数多く参加しており、優勝したスナッパーロックス・ボードライダーズのジョエル・パーキンソンを始め、タイラー・ライト、アダム・メリング、ビード・ダービッジ、エイドリアン・バッカンなど豪華なメンバーが勢揃い。
ちなみにスナッパーロックス・ボードライダーズは、ジョエルを筆頭にミッチ・クルーズ、ミッチ・パーキンソン。コーチにウェイン’ラビット’バーソロミューなど優勝も納得のハイレベルな陣営。
それだけオーストラリアのクラブチームにとってこのイベントは重要であり、本気だと言うことです。
チームの優勝に大きく貢献したジョエルは、「ここには私達のサポーターこそ少なかったけど、ホームで応援してくれていたスナッパーロックスの名誉と誇りをかけて戦ったよ。クラブのみんなと戦うことは大好きさ。一度だけではなく、二度もオーストラリアで一番のクラブになったことを一生大切にしたいし、出来れば来年は三度目を狙いたいね」と話していました。

なお、今イベントにカルバーラ・ボードライダーズの一員として参加していた昨年のウィメンズワールドツアー2位のタイラー・ライトは、オーストラリアのビーチで良くあるオーシャンプールのフェンスにリーシュコードが絡まり、対処が遅れて波と共に流されてしまい負傷。病院で治療を受けましたが、大事には至らなかったそうです。
オーストラリアレッグの初戦は1月30日〜2月1日にバーレーヘッズで開催されるWQS1,000『Scoot Burleigh Pro pres by Vissla』
2月9日〜15日にマンリーでWQS6,000『Hurley Australian Open』、2月16日〜22日にニューキャッスルのWQS6,000『Burton Automotive Pro』と続き、2月28日にはWCT開幕戦『Quiksilver Pro Gold Coast』がスタートします。
『Australian Boardriders Battle』結果
1位 スナッパーロックス・ボードライダーズ
2位 コフスハーバー・ボードライダーズ
3位 カルバーラ・ボードライダーズ
4位 ノースナラビーン・ボードライダーズ
5位 アヴォカ・ボードライダーズ
WSL公式サイト
photo: WSL Covered Images
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