海岸保全基本計画 は大切な動きです
2002-02-05 更新
NGO(Non Governmental Organaization)が巷で話題になっています。海外援助とかアフガニスタン復興というといかにも華やかで、タイムリーなイメージがありますが、そういう遠い国の問題でなくても、NGOがかかわる分野は沢山あります。何を隠そうS.F.J.も ”海岸”を活動分野として細々と息をつないでいるNGOです。その海岸ですが、寒い今の時期には、普通の方ならまったく意識の範疇にはないでしょうね。ましてや、テレビは冬のオリンピック一色。でもそんな今の時期に、海岸にとっては大変重要な決め事が進んでいます。2年前の海岸法の改正は、”防護”だけを目的としていた海岸保全の視点に、環境、利用という側面をも加味した方向転換が行われました。ある意味では画期的、でもある意味では現状と何も変わらない???
そのあたりの評価はまだまだ不透明ですが、その新しい海岸法をベースにした、海岸保全基本計画というのが海岸を管轄する省庁を中心に進んでいます。
2001年の12月に国土交通省/海岸室でのヒアリングでその動きをつかみました。そして、今年いっぱいくらいで各都道府県毎の基本計画が作られます。
その計画というは、言い換えれば「どのように海岸をいじくるか」というものすごく大切な情報なのです。
S.F.J.では この大切な動きをより多くの海岸利用者に知っていただく、そして、情報を交換することに力を注いでいます。
ぜひ、http://www.surfrider.gr.jp/ (PCからのみアクセス可能) をチェックしてみて下さい。
今、発言しなければ、一体いつ言葉を使うのでしょうか?
If not us, Who?
If not now, When?
*この情報はみなさんの仲間にもどんどん知らせてあげてください。