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一宮エリア

2015-02-05 更新
皆さん、お疲れ様です!
波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。

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前回の更新(1/28)後は、週末から強い北西の風が吹き続いた影響で、一気にサイズダウンしてしまいました。。。
それでも今週(2/2週)に入ってからは、風が弱まり、腹~胸サイズをキープしている状態で、特に午前中は、どこのポイントもコンディションが整っていて胸前後サイズのファンサーフといった様子が続いている一宮方面です。

しかし、寒い!冷たい!
このエリア、水温が10℃前後の日が続いています(泣)。
外気温が低い場合、ドルフィンした後に頭がギンギン痛くなってくる冷たさですので、間違いなくフル装備ですね!


では、各ポイント毎のここ数日の地形レポートに行きます!



今回も『一宮』から行きます。
一昨日2/3火曜日の14時頃の撮影です。

前回の更新(1/28)後から、ジワジワと地形に変化が出てきました。
一言で片付けてしまえば、、ミドル~インサイド中心の地形に変わりないですが、砂が手前にも付いてきて、前回までのビーチ際のショアブレイクとは違い、しっかりとピークができるファンウェーブになっています。
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そして、スモールサイズでも対応するようになりました。
というか、腹~胸くらいがちょうど良さそうな地形です。
インサイド寄りのブレイクなので乗り味もしっかりしてますよ。
もちろんサイズが上がっても、前回の更新時のようなコンディションになる可能性も大です。

ただ、右側半分は未だインサイドが深く、アウト寄りからブレイクしても、途中で厚くなります。
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腹胸サイズなら、ロングボードで遊ぶにはちょうど良さそうでした。
ただ、腰以下になると厳しくなってきそうな地形です。
また潮も満タンになると、反応が悪くなっていましたので、その辺も考慮してセレクトしてください。



『サンライズ』です。
ここも一昨日2/3火曜日、時間は15時半頃の写真です。

ここはサイズが上がる前の地形に戻っています。
左側が一時期深くなっていましたが、だんだんと砂が付き始め、ピークもはっきりしてきました。
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安定して距離が乗れる地形です。

右側の堤防横にもアウトに隠れた地形がありますが、手前が深いので、途中厚くなりがちです。
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しかし、肩くらいのサイズがあれば、レギュラーの波がブレイクしてきます。

中央は砂が付いていますが、はっきりした地形はなく、ピークが定まらないウネリ次第と言った感じの地形ですね。
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ここは全体的に潮が上げてしまうと反応が悪く、ショルダーもなくなっているので、潮満タンの時間帯は避けた方がよさそうでした。
サイズ的には、腰腹以上あればOKでは?
混雑なくサーフィンできそうですよ。



『東浪見』です。
やはり、一昨日2/3火曜日、時間は16時頃に見てきました。

ここは、サイズが上がる前と大きな地形の変化はありません。
ただ、中央にあった地形はなくなり、深くなってしまった印象です。
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左側は、今まで通り安定した地形で、ピークもはっきりしていました。
腰腹以上あれば問題なさそうな地形ですね。
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波質の好みがあると思いますが、潮の時間帯も気にしないでよさそう。

そして、右側の堤防の内側にも、だんだんと砂が付き始めています。
今のところ未だ深い状態で、ピークが狭く、ショルダーが厚くなってしまいますが、それでも、だいぶサーフィンできるようになってきています。
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ここは、肩以上のサイズで、上げ始めや引きの最中を狙うのが理想だと思います。



『志田』です。
ここからは、昨日2/4水曜日の状況からの判断となります。
写真は、11時半頃に撮影しました。

ここは相変わらず全体的に、砂が付いていると言うより、溜まっている感じです。
この写真の時のように、潮が引いていると、非常に浅い状態になるので、堤防の沖にピークができて、カレントが強くなる傾向です。
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引いている時間帯は、おすすめできませんね。

しかし、真ん中から出るカレントが目立っていて、左右の堤防横と中央にピークができています。
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潮が上げている時間帯~引き始めを狙った方が、波がまとまり、いい時間帯に当たるかもしれません。

今日(2/5)以後も低気圧の影響でサイズが上がる事も予想できます。
頭以上になった場合、前回の更新(1/28)時のような、ハードな波になってくると思うので、決して無理のないようにしてください。



『夷隅』です。
昨日2/4水曜日の12時頃の撮影です。

あまり地形の変化はありませんが、前回(1/28更新)よりも、ミドル~インサイドに砂がたまっている様子です。
この写真の時は、この日の一番潮が引いている時間帯でしたが、変わらずアウトは深い状態のようで、イマイチ反応が悪く、ミドルセクションから急激に立ち上がる波になっています。
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ご覧のように、腹~肩程度のサイズの方が、地形に収まっているようですね。
波数は少ないですが、混雑も避けれそうです。
潮の少ない時間帯ならチェックしてみてもいい地形かもしれません。
ただし、頭以上になると、ここもハードな波質になってしまいそうですので、決して無理しないで下さいね。



ポイントの並び順が前後しますが、時系列でレポートしますので、今回のポイント毎のレポートの最後は『太東』です。
昨日2/4水曜日ですが、夕方15時半頃になりました。

堤防横からの地形はまだ残っているようです。
30日(金)の夕方は、無人の面ツルレギュラーがブレイクしていました。
ただ寒すぎて見てる人もいなかったくらいでしたが、その時の様子からしても、肩くらいのサイズが理想のようです。
他のポイントがハードになってからのチェックでも、ここは間に合いそうですね。

ビギナーの方や、サイズが小さくても形が良ければ、という人は、ここが胸以上になったら、上げ始めるタイミングを狙ってチェックするといいかもしれませんよ。
それ以下だと、この写真のような残念なコンディションです。。。
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今回のポイント毎のレポートは以上になります。


さて今後ですが、また低気圧が抜けますので、金曜日(2/6)以降のサイズアップに期待したいところですね。
頭くらいまで上がってくると、パンチのある波質になるポイントも出てくるので、決して無理のないようにしてください。
寒いですし。。。

また、この低気圧が抜ける方向次第では、来週(2/9週)前半まで波が続く可能性もあると思います。

最後に、繰り返しになりますが、フル装備の用意をお忘れなく!
頑張りましょう!

それでは、また来週(木or金)!

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