一宮エリア
2015-02-12 更新
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。

前回更新(2/5)の後は、低気圧の影響もあり頭以上までサイズが上がりました。
ハードなコンディションに加え極寒の為、このエリアはあまり人気がありませんでした。。。
しかし、土曜日(2/7)には落ち着き始め、午前中は潮時もよかったこともあり、ほとんどのポイントで肩~頭サイズのいい波が届いていました。
今週(2/9~)に入ってからは、ジワジワとサイズが下がり傾向で、なんとか腹~胸くらいをキープし、ビギナーの方から楽しめています。
やはり午前中が良い傾向が続いています!
では、各ポイント毎のここ最近の地形レポートに行きます!
『一宮』からです。
火曜日(2/10)11時頃の写真です。
先週(2/2週)までは、インサイドに砂がたまり、やっとピークができはじめていた左側の手前も、今回(2/5~2/6)のサイズアップの影響でリセットされてしまいました。。。

全体的に腰~腹サイズでは、途中が深くショアブレイクばかりの地形。
潮が引いてきても、ウネリが弱くなり途中でなくなってしまいます。
写真の様に、サイズが胸肩以上で、アウトが乗れるようにならないと厳しいかもしれませんね。

最近は右側の方が安定して砂が付いてきているようです。

『サンライズ』です。
火曜日(2/10)の11時半頃。
左側の手前にあった地形は無くなってしまい、今のところ堤防横はアウトで乗れるようにならないとアウト!。。。

一宮同様に、最近は真ん中から右側に砂がたまり、スモールコンデションにも対応しそうです。


基本的には、厚めの波が目立ちますが。。。
ここ最近安定してできている『東浪見』です。
火曜日(2/10)の12時頃の状況です。
ここは大きな変化はありません。
今回(2/5~2/6)のサイズアップでも、地形が崩れることなく、スモールコンデションでも問題なく練習できる地形をキープしています。



また、最近では右の堤防周辺にも人が集まってきていますね。

『志田』です。
昨日水曜日(2/11)の13時頃の状況から、地形を判断します。
ここもあまり変化はなく、手前からアウトまで砂がついて、潮が少ない時間帯はかなり浅くなっています。
真ん中から出るカレントで、地形の切れ目になっているので、ピークもいくつかできていました。



ですので、ここは他ポイントとは違い、潮が多い時間帯を狙った方が良さそうですよ。
朝の引き始めや、午後の上げの最中が、ゆったりできる狙い目かもしれませんね。
腰腹サイズにも対応していて、潮の動きで波が変わりやすいので、色々な波質で練習できそうです。
『太東』です。
昨日水曜日(2/11)の14時頃です。
今のところ地形はキープしています。

ただ、腹以上のサイズがないとショートボードには厳しそうですが、ビギナーの方には狙い目のポイントだと思います。
土曜日(2/7)の朝には胸肩くらいで、ご覧の通りの稀に見るいい波!

今回のポイント毎レポートの最後は『夷隅』です。
やはり、昨日水曜日(2/11)に見てきました。
時間は14時半頃です。
相変わらずインサイド中心に砂がたまり、アウトは深い地形で反応が鈍いです。


それでも、No.1は距離が乗れる地形になってきました。

この様子だと、腹~胸以上のサイズがないとおすすめできませんね。
ここでやるなら時間も限られるので、干潮の前後2時間くらいが勝負かもしれません。
今回のポイント毎のレポートは以上になります。
さて、水温は10℃前後が続いています。
風のない日でも頭がヒヤッとするような状態なので引続きフル装備!
できればドライスーツがベストだと思います。
今後ですが、低気圧が日本海側から通過して行く予報なので、先週(2/5~2/6)ほどのサイズはなくとも、週末(2/13)以降にまた波が出て来そうな予想です。
しかし、通過してから波が落ち着くのも早そうなので、一瞬のサイズアップになるかもしれません。
どのポイントも、地形は整っているので、風が弱ければ十分満足できるコンデションになると思います。
寒さ/冷たさに負けずに、楽しんじゃってください!
それでは、また来週(木or金)!
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