一宮エリア
2015-02-17 更新
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。

前回の更新(2/12)後は波が小さく、風が吹いたりでイマイチのコンディションでした。。。
確か?13日金曜日の夕方には雪もちらつき、水も冷たく、修行のような寒さでした(泣)。
がしかし、そのせいか?人が少なく、最近では一番印象に残るいい波でしたよ!
この時は、サンライズが良かったようです。
近頃は、腰~腹セット胸くらいで、潮が多いとサイズはあってもフェイスが厚く、引きすぎるとサイズダウンといった傾向です。
では、各ポイント毎のここ最近の地形レポートです!
『一宮』からです。
16日(月)の13時半頃~のレポートスタートとなります。
この時はちょうど上げ満タン。
地形の変化は特になく、この日のようなスモールコンディションでは、このタイミングはアウト。

しかし、胸くらいの波が来るとミドルくらいにピークができ、厚めながらも形のいいブレイクを見せる地形です。

やはりここの狙い目は、潮が引きの最中だと思いますよ。
また、手前の階段が埋るほどビーチに砂があるので、軽く時化てくれれば、この砂がインサイドに出て溜まり、新しい地形ができる可能性があります。

この先、低気圧の通過が予想されているので、チャンスはありそうですね。
今日水曜日(2/18)以降のサイズアップ次第では、良くなるかもしれません。
『サンライズ』です。
月曜日(16日)の14時頃。
ここは潮が満タンでも、腹~胸以上のサイズがあれば問題なさそうです。
波数は少なくなるようですが。。。
左側の手前も、このタイミングで練習できていたので、潮が引いてくればもっと良くなりそうな地形です。

中央の地形は、深い状態が続いていて、肩以上ないと厳しい様子でした。
右側の堤防周辺は、ジワジワ砂が付き始め地形になってきたので、こちらは肩以上のサイズがあれば十分できそうでした。

『東浪見』です。
ここも月曜日(16日)の写真です。
地形の変化はなく、安定して練習できる状態が続いています。
腰~胸サイズの上げ満タンでも十分できる地形で、潮が動いていれば、よりいい波になりそうですね。
左側がメインになっていて、インサイドからアウトまで砂がたまっているので、距離が乗れる地形が続いています。

全体的にはサンライズと似て、中央が深めの地形で、胸以上は欲しいところです。
しかし、右側の堤防周辺にも地形ができ始め、肩以上のサイズで引きのタイミングを狙えば期待も大!

ここ東浪見か、サンライズが最近の人気スポットです。
『志田』です。
ここからは、火曜日(17日)の写真になります。
時間は10時頃です。
ここも地形に変化はありません。
全体的に堤防より沖まで砂がたまっていて、潮が少ない時間帯は浅くなってしまうので、カレントが面倒になってしまうような様子です。



ここは、絶対潮が上げていた方が良さそうな地形です。
『太東』です。
火曜日(17日)の10時半頃。
この日は、胸くらいでオンショアながら形のいい波が来ていましたので、堤防の内側にできた地形はまだ残っているようです。

肩~頭くらいあれば、多少風があっても面白そうですね。
上げ始めや、サイズが出た場合の引き始めが、狙い目の潮だと思います。
今回も、ポイント毎レポートの最後は『夷隅』です。
火曜日(17日)の11時半頃の様子からの地形判断となります。
相変わらずアウトが深く、このポイントに対しては、サイズと波数が足りない日が、最近多かったので、今まで以上にインサイド寄りの地形になっていました。



ここは、いつも通り潮が引いていくタイミングが狙い目だと思いますが、全体的に深い地形なので、波数が少ない為、サイズが肩以上ないと楽めそうにないですね。。。
今回のポイント毎のレポートは以上になりますが、水温も変わらず10℃くらいで、ドライスーツがおすすめだと思います。
個人的には外気が暖かければ、グローブなしでできています。
毎年2月になると、6~7℃くらまで水温が下がるのですが、今年はこれでも温かい方なのかも知れませんね?。。。
さて、この先ですが、今日(17日)の時点で、このエリアは既にサイズアップしてきています。
低気圧が急速に発達して、更に動きが遅いという予報なので、クローズの可能性も高そうです。
明日(18日)以降、今週中はハードなコンディションが続くと思いますので、太東はチャンスがあるかもしれませんね。
また、通過後に北西や西の風が強く吹いた場合は、一気に落ち着くこともあるので、引き続き地形が整っているポイントが多いこのエリアは、寒さ/冷たさに負けなければ楽しめるのではないでしょうか!
それでは、また来週!
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