一宮エリア
2015-03-05 更新
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。

前回更新(2/26)後は、翌日金曜日(2/27)に南風で暖かくなり、サイズは下がりましたが、面が整ったファンなコンディションでした。
しかし、その後はどんどん波が落ち着き、北西の風や、今週に入ってから(3/2~)は、北東が強く吹いているので、風波でまとまらず残念な様子になっています。
それでは、早速各ポイント毎のここ最近の地形レポートに行きましょう!
『一宮』からです。
3/3(火)、10時半頃の様子から地形判断します。
前回の時化後からは、良くないコンディションが続いています。
波は胸くらいまで下がってきましたが、まだカレントがおさまっていない状況です。
最近は風波なので特に酷いですね。。。
ミドルセクションから沖の方まで砂がついていますが、そこらじゅうカレントだらけなので、残念ながら未だに地形は決まっていません。



一言で言ってしまえば、オススメはできません。。。
『サンライズ』です。
ここも3/3(火)、時間は11時頃になります。
この日は、風にやられて当然ここも良くない状況です。
地形的には、左側半分、特に堤防周辺には砂が付き、あまりカレントの影響を受けずに、地形をキープしています。

中央から右側は全体的にミドルセクションにカレントがあって波が切れてしまっていますね。

右側の堤防脇は、アウトに地形が出ているので、ちゃんとしたウネリが入れば狙い目の地形です。

ここは、海の様子が変われば期待できそうな地形です。
『東浪見』です。
3/3火曜日の11時半頃に見ました。
中央から沖に出るカレントが目立っていて地形も沖に出てしまいました。

そして、何故か右側の地形もあやしくなっています。

潮が引きに向かう時間帯の方がいいのかも?。。。
左側は、相変わらず地形をキープしていますが、流石にこの日はジャンクで、若干ハードな様子ですね。

ここも風波の為、この日は全域良くないですが、落ち着いてくれば、左側がメインになってきそうです。
『志田』です。
やはり、3/3火曜日です。
12時頃の状況から地形を判断します。
全体的に一定に平らな地形です。
中央にあったチャンネルも埋まっていました。
潮が引いてくると特に浅い地形ですので、このタイミングになるとカレントも目立ってきます。



ただし、沖が遠いので、サイズが上がってしまうとハードなコンディションになりそうですから、注意して下さい。
『太東』です。
3/3火曜日の12半頃の写真です。

堤防横のピークの地形はありますが、相変わらずミドルセクションが深く、アウトからうまく波が繋がらない地形になっています。
また、最近は波もサイズ足らずで凪ていました。
ただ、インサイドに砂が溜まり準備万端な状態なので、サイズが上がれば地形も決まりそうですよ。
今のところは、まだまだ待機といった様子です。。。
今回もポイント毎レポートの最後は『夷隅』です。
同じく3/3火曜日、時間は13時半頃になりました。
潮が上げに向かい水が多かったので尚更でしたが、全体的に深い地形になっています。
この様なタイミングだと、かなりボヨついていました。



何より、カレントが目立っていて、地形と言うより流れにぶつかってブレイクしているようだったので、ヨレも入り波をつかむのも難しそうでした。
ここでやるなら、カタサイズ~&潮の少ない時間帯の方が本数は乗れそうです。
今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
さて、このエリアの水温ですが、相変わらず低く、ヘッドキャプなしでは頭が痛くなりますので、引き続きのフル装備で我慢しましょう。。。
この先ですが、次の低気圧も陸地の近くを通るコースなので、サイズが上がっても、まとまったウネリにはならなそうですね。
なんとか数日はサイズが残りそうですが、低気圧が抜けた後は北西が吹く可能性が高く、急激にサイズダウンすると思うので、週末(3/7)以降は、西風ビュービューのスモールコンディションになってしまうかもしれません。。。
この時期になると気候の変動が激しくなりますので、このエリアで波を当てるのは正直難しいと思います。
今週は以上です。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
それでは、また来週(水or木)お届けします!!
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