一宮エリア
2015-03-12 更新
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。

前回の更新日3/4(水)から翌日(5日)の午前中までは、オフショアの胸~肩くらいで、最近では数少ないグッドコンディションでのサーフィンが楽しめていました。
この時は陽気も暖かく春の様相で最高でしたが、これは束の間の出来事のようなもんで、基本的には極寒&強風…、相変わらずの北~北東のオンショアが印象に残る1週間だったと思います。。。
それでは、各ポイント毎のここ最近の地形レポートに行きます!
『一宮』からです。
昨日10日火曜日の13時頃の写真です。
何しろ最近はクローズ状態が続いていて、どんどん地形が沖に出ていますね。


また、中央から右側のインサイド~ミドルセクションにかけては、カレントの影響でボヨつくセクションが目立ちます。


ただし、サイズが落ち着いた場合、潮が上げてくる時間帯は、やはりボヨつきそうですので、このあたりも考慮して狙ってみて下さい。
『サンライズ』です。
昨日10日火曜日、13時半頃に撮影しました。
この時が丁度潮の一番少ない時間帯でした。
オフショアで面は整っているようですが、頭半くらいのサイズで流れもハードでした。



サンライズは、波が落ち着いた場合、胸以下になってしまうと遊べる場所が限られてしまいそうですね。。。
潮が少ない時間帯が狙い目になってきそうな地形です。
『東浪見』です。
やはり昨日10火曜日です。時間は14時頃。
前回よりサイズがあるので、沖のピークが印象的ですが、地形の変化はあまりないようでした。


やはり中央から出るカレントが目立ち、この辺りのインサイド~ミドルセクションは深い状態が続いているので落ち着いてくるとボヨボヨしそうですね。

東浪見は、潮の引き始めからのチェックがおすすめです。
『志田』です。
火曜日(10日)の14時半頃。
ここも大きな地形の変化はありませんが、手前にできている地形に反応して、頭以上のエキスパートなコンディションでした。



この日は潮が上げてきてから、再び波がまとまり始め、コンディションが整ってきましたので、サイズが落ち着いてからも十分期待できる地形の様子です。
サイズにもよりますが、潮が少ないと、カレントとブレイクがよって、ハードになっていたので、ミドルタイドから潮が多い時間帯の方が一般の方向けかも知れません。
『太東』です。
15時頃になりました。
ここはなかなかいい地形に仕上がっています。
堤防横からインサイドに地形がまとまり、アウトのクローズもなく、整った様子。

しかし、時間帯が限られていて、この日は引きに向かうミドルタイドがベストタイムでした。
頭以上ある日は、潮がある方が波もまとまりオススメかと。
どの道ここは、サイズが落ち着く前に!
『夷隅』がポイント毎レポートの最後です。
同じく昨日10日火曜日、時間は15時頃になっていました。
ここは全体的にカレントが強く、地形に関してもまとまっていません。
決まったピークもなく、前回と変わらずカレントに反応してブレイクしているので、とにかく波は強烈!
№3



サイズが落ち着くと、一気に深い地形丸出しの印象になりそうですので、ここはスルーしてもよさそうです。
今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
そして、このエリアの水温ですが、今シーズンMaxの冷たさになっています(泣)。
風が強い日は、ドルフィンのあと頭が痛くなることもあるので、気を失わないように完全防寒で挑んで下さい。
このエリアは、冬が一番ウェットの消耗が激しいので、そろそろ道具にも気を使う時期ですね。
さて、この先ですが、昨日10日(火)からオフショアが吹き、波が落ち着き傾向です。
今日11日の時点で胸~肩、頭くらいまで落ち着いたので、やっとまともな週になりそうな予感(?)ですが、北西~西風が吹くことを考えると、今週末(14日/15日)にかけて更にサイズダウンが進んでしまいそう。。。
更に日/月で天気が崩れる予報も出ているので、可能なら明日/明後日の行動が間違いないかと。
志田、東浪見など地形をキープしているポイントなら、充分楽しめそうですよ。
もし、腹~胸くらいにダウンしてしまっていたら、いい時間帯が潮のタイミングで限られますので、自分好みのブレイクを見つけたら、うだうだ考えたり、他をチェックしたりせずに、迷わず即行で入水することをオススメします!
今回は以上です。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
それでは、また来週(水or木)お届けします!!
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