一宮エリア
2015-04-03 更新
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。

前回の更新(3/26)後は期待がハズレてしまい、予報通り天気は崩れましたが、低気圧の影響もなく波は上がらずに膝~腰、セットでやっと腹くらいが続いています。
まぁ潮のタイミングで、胸くらいのセットが入る時間帯もありましたが。。。
それでも、日中はかなり暖かく風が弱い日が多かったので、フル装備もやっと解除ですかね。
一宮、東浪見、志田が人気だった印象です。
それでは、各ポイント毎のここ最近の地形レポートに行きます!
【一宮】
31日火曜日の13時頃の地形チェックです。
前回チェック(24日)は、潮が引いているタイミングだったので、今回(31日)は、ミドルタイドから上げていく時間帯に見てきました。
最近はスモールコンディションが続いていて、地形の変化も特にありませんね。
しかし、潮のタイミングでかなり様子が変わるようです。
右側は引いている時間だと、手前で完全なショアブレイクになってしまうようですが、この写真の時のように潮が多いタイミングだと、手前の地形に水が乗って距離乗れるようになっていました。

左側は、逆に潮が多いと手前が深くなりボヨつきが目立ちます。
初心者の方には安心かもしれませんが…。

ここは波がデカすぎなければ無難にできる地形でした。
ただし、これからの季節は南風の影響を受けやすいので、風向きには要注意です。
【サンライズ】
31日火曜日、時間は14時頃の写真です。
潮が上げているタイミングになると、全体的に深くなってしまって、地形に対する反応が悪くなってしまうようです。



このサイズだと潮が引いているタイミングの方が、狙い目となる地形のようです。
左側は北向きのウネリの時が良かったのですが、これからの時期は、右側が堤防で南風を交わせて、南からのウネリの場合レギュラーの地形になってくると思います。
全体的には、胸~肩以上のサイズで、潮の少ない時間帯にアウトから乗れるようになりそうです。
【東浪見】
同じく31日火曜日、時間は14時半頃でした。
ここも前回(24日)から、地形変化はないようです。
腰~腹サイズだど、全体的にインサイド中心になってしまいますが、左側の堤防横に限り、このサイズでもアウトから乗ることができます。

真ん中から右側は、サンライズと同じく南風を交わせますが、サイズが足りず深い地形の印象でした。


しかも、フェイスがやわらかく走りづらそうでしたね。
ここは、依然として潮が少ない時間帯の方が狙い目となる地形の様です。
また、沖に隠れた地形がありそうなので、胸~肩サイズになれば楽しめそうですよ。
【志田】
ここからは昨日1日水曜日のチェックとなります。
時間は、やはり潮の多い時間帯14時頃のチェックから判断します。
この時は、潮が満タンの時間帯です。
ここは他のポイントと比べて、砂がたまっているので、腰~腹サイズでしたが、この上げの時間帯でも問題なく練習できていました。
波もまとまっていて、ミドルタイドより潮が多い方が良さそうな地形で、引いてしまうと手前の砂が出てきてしまい、波の力がなくなります。
全体的に変化が乏しく砂が着いていて、早いブレイクの波が多かったのですが、右側の地形ができているので、ピークは狭いものの形のいい波が来ていました。

胸~肩くらいあれば、左側もできるようになると思います。

【太東】です。
1日水曜日の14時半頃の様子からの地形判断です。
前回の更新(3/26)からは、フラットの日が続いています。
ロングボードでも厳しい様子続きでした。
凪が続いているので、地形も手前になっている傾向です。

波が出なければ分かりませんが、堤防横の地形も崩れてきているのかと思います。

【夷隅】
昨日1日(水)の15時頃の写真です。
ちょうど上げ満タンで、潮も止まっている時間帯ということもあり、かなり深くなっている様子でした。
ここ数週間は、太東と同じく波のない日が続いているので、ここも地形がかなり手前になってしまっていそうです。
No.1の堤防際とNo.2のインサイドには、何となくですが、地形がありました。


ここは、地形が変化するか、胸~肩までアップしない限り、スルーしてもよさそうです。。。
今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
さて水温ですが、今週に入ってから13~15℃まで上がってきたので、そろそろグローブなしでも問題ないと思います。
天気のいい日はブーツなしの姿も見かけるようになりましたし。
個人的にはラバーの3㎜にブーツでやっていますので。
なおこの先は、ウネリが大きく出るような様子もなさそうですが、最近のスモールコンディションからすれば、まだマシな状況となりそうです。
直ぐに波が下がってしまったとしても、太東と夷隅以外の各ポイントには地形はあるので、潮のタイミングをうまく狙えば、短時間ながらも十分遊べる時間帯を当てられると思いますよ。
また、残る期待としては、ウネリは弱いとしても、南海上の高気圧からの波が届けばラッキーですね。
今回は以上です。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
それでは、また来週(水or木)お届けします!!
*****
レポート一覧へ
*****

