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WQS日本人初優勝は田中英義!

2006-06-05 更新
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2006WQS全43戦の18戦目にサプライズが待っていました。
6/1から6/4まで千葉の志田下で開催されたOP千葉プロオープンで田中英義が日本人で初となるWQSコンテストでの優勝を成し遂げました。
田中英義は前日に行われた同時開催ASPプロジュニアでも、強豪オーストラリア勢3人相手にファイナルを戦い、見事優勝し、周囲を驚かせたばかり。

その翌日となる最終日もクオーターファイナル、セミファイナルと切れたサーフィンを見せ、いっこうに集中力が落ちないまま、気がつくと日本人で唯一ファイナルへ進出していました。

ファイナルでは、他の選手が3人とも堤防脇のピークに狙いを定める中、田中英義は一人左側のアウトで波を待つ作戦に出ました。結果、その作戦が見事的中し、7ポイント以上のエクセレントレンジとなるスコアを2本まとめて危なげなく逃げ切りました。
ウィナーコールを受けた田中英義は5位の田中樹、7位の大野修聖に担ぎ上げられ、手には日の丸の国旗を握らされ、ビーチに戻って来ました。
すぐに表彰台に上がった田中英義は、湧き上がるギャラリー、大会関係者に向かって、「日本人が1番!」と堂々とシャウト!
この日、歴史的瞬間に現場に居合わせた人皆が、笑顔でその勝利を称え、日本サーフィン史に名を残した田中英義を祝福しました。
また、大野修聖もセミファイナルで敗れたものの、レイティングを57位から44位へ上げ、着々とベスト16入りへ近づいています。

次回のWQS日本開催は、8/1より伊良湖で行われるビラボン田原プロとなります。
田中英義の優勝がカンフル剤となり、次回も日本人選手の活躍が期待できそうです。

■結果
優勝:田中英義
2位:ディオン・アトキンソン(AUS)
3位:マット・ウィルキンソン(AUS)
4位:マット・ジョーンズ(AUS)
5位:小川直久、田中樹
7位:田嶋鉄兵、大野修聖