2015年JPSAショートボード開幕戦を制したのは?
2015-04-21 更新

2015年JPSAショートボード開幕戦『ガルーダ・インドネシア 旅工房 ムラサキプロ サポーテッド プリンセスコレクション』が今年もバリ島・クラマスで開催され、現地時間4月20日に終了。
期間中はヘッドオーバーサイズの南西〜南南西のグランドスウェルが続き、特にファイナルデイと前日は数多くのバレルライドがスコアされたグッドコンディション!
松岡慧斗がパーフェクト10をマークするなど例年以上に波に恵まれたイベントでした。
昨年、2勝を上げて初のグランドチャンピオンの座を手に入れ、今イベントのディフェンディングチャンピオンでもある辻裕次郎はR4でリズムを掴めずに敗退。
一方、グランドチャンピオンを争っていた仲村拓久未(写真最上部)が圧倒的な強さでQF以降を全て1位通過でラウンドアップし、ファイナルでもスタイリッシュなマニューバーで9ポイント台を2本スコアしてトータル18.25で優勝。
後半、ハワイ仕込みのバレルライドで追い上げてきた喜納海人、喜納海人同様に昨年もファイナルに残った田中英義、鴨川での最終戦を制してノースショアでも素晴らしいライディングを披露していた田中海周など全ての選手が最高の舞台でファイナルを盛り上げていました。

女子は海外でのWQSにも積極的に参加している大村奈央(写真上)がR1から全て1位通過でファイナルへ進み、8ポイント台を2本まとめて昨年のグランドチャンピオン、田代凪沙の追い上げを振り切り、クラマスで3度目の優勝を決めていました。
毎年恒例のバリニーズとの親善試合は加藤嵐がファーストセクションでのバレル、抜けてからの美しいターンでパーフェクト10をスコア。
2位以下をコンビネーションに追い込んで圧勝!
なお、ショートボードの次はロングボードの開幕戦が22日にかけて開催されます。

JPSAショートボード第1戦
『ガルーダ・インドネシア 旅工房 ムラサキプロ』結果
1位 仲村拓久未
2位 喜納海人
3位 田中海周
4位 田中英義
女子
1位 大村奈央
2位 田代凪沙
3位 高橋みなと
4位 西本萌
JPSA公式サイト
photo: 日本プロサーフィン連盟(JPSA)
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