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一宮エリア

2015-04-23 更新
皆さん、お疲れ様です!
波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。

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前回更新(4/16)の後からも、まとまったウネリが入る事なく、南風が強く吹いた日もサイズが上がることはありませんでした。。。

でも週末は天気が良く、スモールコンディションながらも、このエリアには沢山のサーファーが集まっていましたよ。

今週に入ってから(4/20~)は、月曜日(4/20)の夕方から北東の風が吹いたので、火曜・水曜(21・22)は風波でも胸以上のサイズになり、午前中の早い時間帯になんとか遊べていました。

最近は、潮の引きが大きく早いので、1時間単位でコンディションが変わりやすく、どのポイントも引きすぎの時間帯は、カレントが目立ってきて波がバラつく傾向です。

そんな中、日曜日(4/19)には、志田で級認定をやっていました。
膝~腰サイズでしたので、難しい認定試験になってしまったかも知れませんが、沢山のサーファーが受けてました。

また、志田と一宮には、駐車場情報の看板が出されましたので、チェックしておいて下さいね。


それでは、各ポイント毎のここ最近の地形レポートに行きます!


【一宮】
火曜日(4/21)、12半頃の写真です。

最近は凪が続いているので、時化の直後の時よりも、スモールコンディションにも何とか対応できる地形になってきています。

それでも小波に対しては未だ深い印象は否めませんが、最近の大潮や中潮は日中にマイナスまで引くようになっているので、中央の北側は、腰~腹サイズでも距離が乗れる地形です。
潮止まりの時間帯を避け、ミドルタイドのタイミングが狙い目だと思います。
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潮が多いとバックウォッシュが入ってしまいそうな地形ですので。

南側は、インサイドに寄った地形が続いていて、アウトから繋がる波が少なかったのでインサイドで波がまとまる時間帯を狙った方がいいかと。
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手前の砂が隠れるくらいの潮の量が必要なようなので、ミドルタイドの時間帯を基本として狙うのが無難だと思いますよ。

総合的には北側の方が人気ですね。



【サンライズ】です。
火曜日(4/21)の13時頃のチェックから判断します。

ここの地形はなかなか復活しませんね。。。
全体的にアウトに砂がたまっていて、腰~腹サイズでも潮が少ない時間帯なら沖にピークができて距離は乗れますが、インサイドにさしかかるセクションが深くなっているので、途中で消えてしまうパターンが多い地形です。

しかも、左側の堤防横のレフトか、中央右寄りのアウトに限られそうです。
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今の地形では、潮が上げても遊べそうなショアブレイクができるような様子もありませんね。
スモールコンディションでここでやるなら上げ始めが無難そうですが。。。



【東浪見】
同じく火曜日(4/21)、13時半頃に見てきました。

特に地形の変化はありませでしたが、大潮や中潮に潮が大きく引きますので、この時間帯なら一宮と同様に、今まで程の深い印象はなくなりました。

変わらず左側半分が、アウトからインサイドまで波が繋がる様子で、このエリアの中でも腰腹以上あれば無難に練習できる地形をキープしています。
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ただし、潮が上げに向かうタイミングはボヨり気味です。
それでも、満タンの潮止まりの時間帯を除けば問題無さそうな地形でした。

中央から右側は、沖にピークができるものの、カレントが目立っていてしっかりしたウネリじゃないと波はまとまらない様子。
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ここもインサイド寸前が深い地形です。

そんな中、右側の堤防横に地形ができ始めてきている様子でしたので、胸サイズ以上のコンディションならチェックする価値あるかも知れません。
また、今後手前に地形ができれば、楽しめる様になる可能性がありそうです。



【志田】
ここからは、水曜日(4/22)のレポートです。
時間は8時半頃で、胸~肩くらで引き始めの時間帯でした。

特に地形が変わった様子はありませんが、潮が多い時間帯は真ん中から出るカレントの影響でボヨつき、ヨレが目立っていました。
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それでも、胸以上のサイズがあれば問題なさそうな地形です。

全体的にいくつかピークができていますが、最近は右側のレギュラーの地形が良くなってきていますね。
この日は、風が合わずにぱっとしませんでしたが。。。
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ここは、潮が止まっていなければ良いと思いますが、潮が少ない時や、引きに向かう時間帯はカレントが強くなる傾向です。
また、膝~腰サイズでなければ、上げに向かうタイミングの方が無難かもしれませんね。



【太東】
水曜日(4/22)の9時頃の写真です。

最近もフラットの日が続いていて、アウトから乗れるようなコンディションはありませんでした。
堤防横のピークは、胸~肩以上のサイズがほしい様子です。

しかし、この日はセットで腹くらいの波が来ていて、引き始めの潮がある時間帯でも、手前の地形に反応して十分練習できるコンディションでした。
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小さいながらも、端っこのレギュラーの地形はキープしています。

潮が少ない時間帯は、波が弱くなってもロングボードなら距離が乗れるようになるかもしれません。
まぁここは、腹くらいのサイズがあれば、ビギナーの方から楽しめそうな地形です。



【夷隅】
ここも水曜日(4/22)です。
時間は9時半頃の状況から地形を推測します。

変わらずインサイドに寄った地形で、いつも通りNo.1~3がメインの状態です。
この日はセットで肩くらい。
地形とカレントの影響で他のポイントより力のある波で、この日のようなコンディションが一番ファンなようですね。
潮が多い時間帯はボヨつきが目立っていましたが、この時ちょうどミドルタイドで波数も増えてきて、一番いい時間帯でした。
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この様子だと腹~胸サイズでも、潮の少ない時間帯を狙えば十分遊べそうな地形ですね。
ただし、カレントが目立つので、ビギナーの方は控えた方が賢明です。
宜しくお願いします。


今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。

続いて水温です。
再び13~14℃くらいまで上がってきました。
来週も寒くなることはなさそうなので、ヘッドキャップやグローブは必要なさそうです。
個人的には今週からブーツを履いていません。

この先も天気が穏やかということで、引き続きしっかりしたウネリが入る可能性は低いのでは?
ということで、風波のサイズアップに期待するしかなさそうです。。。
気圧配置の変動はありそうなので、先週のように急に風が変わることもあると思います。

このエリア、ほとんどのポイントに地形があるし、この時期の大きな潮の干満を考慮すれば、腹~胸サイズで充分遊べそうです。

今回のレポートは以上です。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
それでは、また来週(水or木)お届けします!!

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