南房総エリア
2015-05-21 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当、千倉の鈴木国雄です。

本日(20日)台風7号は、房総半島の遥か南の海上を北上中。
昨日迄吹いていた南寄りの風も、今朝は北寄りにシフトしていますので、そうなると気になるのが平砂浦方面ですが、充分なウネリが届いている様です。
ただ、潮が多いとブレークしづらい地形の様ですので、その辺りを考慮してチェックしてみて下さい。
それでは、南房総エリアの最近の地形レポート、今週もお付き合いの程をよろしくお願いします。
まずはいつも通り『千倉』から。
監視所前から漁港寄りですが、ミドルが深めな地形が再び解消されて来ました。
アウトまで、ほぼ平に砂が付き直して、干潮時等はしばらく歩いて行ける程。
ブレーク的には、引き続きライトが厚めのタルメで、レフトは掘れた速めとなっています。
5月20日(火)、ロータイド約2時間30分前の監視所寄り。
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こちら教習所寄りの地形も、再び砂が付き出した様で、コンスタントにブレークする様になりました。
5月20日(火)、ロータイド約2時間30分前の教習所寄り。
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ただし、両ピーク共に潮が多いと、インサイド寄りで抜けづらいダンパー気味のブレークが中心となりますので、中・上級者向けのコンディションとなります。
やはり、引いている時間帯の方がお勧めとなる地形ですね。
次はお隣『千歳』。
今日(20日)は、大潮周り(最干で-6cm)でしたので、正面はワイドブレークが目立ちました。
5月20日(火)、ロータイド約2時間20分前の正面。
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右寄りですが、前回(5/13)のレポートでもお伝えした通り地形が復活傾向かも?
深かったミドルに、また更に砂が付いた様で、アウトのブレークが消えずに、インサイド迄スープが続いていました。
5月20日(火)、ロータイド約2時間20分前の右寄り。
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また、潮が引き過ぎて正面が厳しそうでしたら、是非そのまま右手も覗いてみてください。
左寄りですが、ここは相変わらず安定した地形の様で、レフトブレークを中心に楽しめそうなコンディションでした。
5月20日(火)、ロータイド約2時間20分前の左寄り。
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そして和田方面『花籠』。
レポートの度に同じ事をお伝えしなければならない状況ですので、悲しくなってきますが、今の花籠にはこのサイズ(胸~肩)以上が、やはり必要な地形の様です。
5月20日(火)、ロータイド約2時間10分前の正面。
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右寄りも、サイズが有るのでアウトでブレークだけはしていましたが、途中で消えがちでしたので、ミドル付近の地形が未だ未だ相当深そうですね・・・。
5月20日(火)、ロータイド約2時間10分前の右寄り。
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ただ、旧公民館前まで行けは、今日(20日)はサイズが有るのでアウト~インサイド迄、乗り継げそうなコンディションでした。
5月20日(火)、ロータイド約2時間前の旧公民館前。
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続いて『大原駐車場前』。
どうですか、このレフトブレーク!
久し振りに見ましたねえ・・・。
ただ残念な事に、ミドル付近でウネリに戻りがちなので、深めな地形はまだ解消されてはいない様です。
5月20日(火)ロータイド約2時間分前の正面。
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そして最後に『白渚』。
写真を撮ってから、毎日この海を見守っているローカルに聞いたところ、「先週よりも若干地形が上向き傾向に有る」との事でした。
確かに、サイドオンの風を受けながらも、まずまずのブレークでした。
5月20日(火)、ロータイド約1時間50分前のクジラオブジェ右寄り(河口)。
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こちらS&S寄りは、潮の少なさに影響を受けずに、まずまずのブレークでした。
スープの感じからしても、ミドルが深めな地形は改善されつつ有る様です。
5月20日(火)、ロータイド約1時間50分前のS&S前。
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以上が、今週(5/12~5/19)の当エリアの地形概況です。
それでは、最後に水温。
前回(5/13)お伝えしましたが、その後も南西~西寄りの風が続いて、かなり低下しました。
しかし、流石に最近は底をついたのか?上がりつつ有りますので、3mmのジャーフルがお勧めですね。
天気が良くてジャーフルで暑さを感じたら、2ラウンド目はシーガルというのも有りかもです・・・。
以上です。
それでは、また来週(水or木)お会いしましょう!
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