一宮エリア
2015-05-29 更新
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。

前回の更新(5/21)後もやはり台風の影響は小さく、南風が吹き続けたことで週末(5/23.24)にかけてどんどんサイズが下がってしまいました。
そんな状況でしたが、サンライズの地形も良くなり、このエリアはスモールコンディションで物足りないながらも、なんだかんだで遊べましたね。
そして今週に入ってから(5/25~)は、弱い北~東よりの風に変わり、月曜日(5/25)の夕方頃から腹胸サイズまでジワジワ波が出て、それほど風の影響も入らずに、楽しめていました。
その後、翌日の火曜日(5/26)には、平均して肩くらいまでサイズアップしたので、一宮~志田まで十分なコンディション!
「夕方の夷隅も良かったよ!」との噂です。
しかし、ウネリが弱いせいなのか、夷隅を除いてどのポイントも潮が引き始めると、カレントの影響で波がまとまらず、複雑な波質になっていました。
一言で言えばボヨついた印象でしたので、潮が上げていくタイミングの方が良かったのではと思います。
それでは、各ポイント毎のここ最近の地形レポートに行きます!
と、その前にお詫びです。
次回更新(6/4or6/5予定)は、都合によりお休みを頂きます。
皆様にはご不便をおかけして誠に申し訳ありませんが、予めご理解とご容赦のほどを頂けます様、宜しくお願いいたします。
では、地形レポートです。
【一宮】
昨日27日水曜日、10時頃の様子から地形判断します。
大きな変化はありませんでしたが、中央から南側は腹~胸サイズだと、ショアブレイクがメインとなる地形でしたが、距離は随分と乗れるようになってきました。

北側はここ何週間か変化はなく、ビギナーの方から中級者レベルまで楽しめる地形だと思います。

なかなかいい状態かと。
やはり潮が多いと波が厚くなっていましたが、南側よりもピークが多いので、混雑を避けれそうでした。
中央の堤防周辺は、このサイズでは、引きすぎるとサイズが落ち、多すぎると波数が減る様子がありますが、潮が動いていれば問題ないと思います。

【サンライズ】
昨日27日水曜日の11時頃。
中央から左側半分の地形はだいぶ復活し、アウトからインサイドまで地形が繋がったことで、距離が乗れて十分遊べるようになりました!

カレントの影響で深くなっていた手前の地形が、平らになってきて、前回よりもピークが増えていました。

肩~頭サイズになると右側のレギュラーが出現してくると思います。

ここは上げていくタイミングの方が良いかもしれません。
【東浪見】
水曜日27日、11時半頃の状況からの地形レポートです。
ここの地形は「安定の東浪見」をキープしています!
やはりここも少しずつインサイドに砂がたまり始め、更に癖のないブレイクになりました。
胸前後のサイズなら、前回レポート(5/21)の時よりも良いかもしれません。
先週(5/18W)はウネリが南よりでしたので、中央のライトの地形がメインとなっていましたが、

今週の火曜日(5/26)から東よりのウネリに変わり、左側が再び反応していました。

潮が上げに向かう時間帯はウネリがボヨつく傾向ですが、引き向かってカレントが入ってしまうよりも良いかと思いますよ。
カレントが入ると波もまとまらず、ヨレが入る可能性もありますので。
右側はこのサイズだと、潮が少ないくらいが丁度良さそうです。

【志田】
水曜日27日の12時頃の写真です。
未だ、潮が多めの時間帯ですね。
ここは前回の更新(5/21)後から、どんどんビーチに砂が上がってきています。
以前はアウトから距離が乗れる印象でしたが、最近はピークが砂の移動と共に手前に寄ってきているような感じです。
そのため、以前はアウトでハッキリとしていた地形も、中央のカレントセクションを除けば、

左側は、カレントの影響で不規則な波になっていて、波数も右と比べると少なめです。


【太東】
昨日27日の12時半頃。
相変わらずフラット寸前なコンディションが続いていましたが、ここも今週に入ってからはワンサイズ上がって腰くらいのウネリが入り始め、ロングボード専用ながらサーフィンできるようになりました。
今のところ形はイマイチですが、手前でまとまるダラダラとブレイクする地形なので初心者の方でも安心だと思います。

胸以上のサイズなら、潮が少ない時間のアウトの地形に期待できそうです。
でも写真の通り、危なっかしい様子なので、トラブルにならないように注意してください。
【夷隅】
水曜日27日の15時半頃の状況から地形を判断します。
この時は引きに向かうミドルタイドでした。
腹~胸サイズでは、このくらいのタイミングになってやっとできるようになるようです。



そしてアウトは変わらず反応が悪いままで、潮が少なくてもアウトから乗れる様子はありませんでしたね。
贅沢を言うなら、胸~肩くらいのサイズがほしいところです。
ここはやはりミドルタイドから、潮が少ないタイミングが狙い目となる地形と見ました。
今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
さて水温ですが、今週から(5/25~)は17~18℃の潮が入り、天気が良ければ、日中はシーガルでも行けそうなくらいです。
ただし、流石にもうブーツの心配は無さそうですが、南風が吹いた場合は、また冷えてくるかもしれませんので、用心は忘れずにいてください。
そして今後の展開ですが、今朝(5/28)の時点では、腰~腹まで下がってしまいましたが、この先は前線と一緒に低気圧が南海上を北上してくる予報なので、今週末(5/30)は天気も崩れてきそうです。
波が上がる可能性も大ですね!
ただし、オンショアが吹くと思うので、このエリアの中では一宮や夷隅の出番が増えるのでは?
また、風の強さによっては、絶望的なコンディションも予想できます。。。
狙い目になるのは週末以降(6/1~)、天気が落ち着いてからかもしれません。。。
今回のレポートは以上です。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
それでは、冒頭でお伝えしたとおり、次回の更新はお休みさせて頂きますので、再来週(6/8週)の木or金にレポートのお届けとなります。
予めご了承頂けます様、宜しくお願いいたします。
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