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一宮エリア

2015-06-19 更新
皆さん、お疲れ様です!
波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。
前回の更新予定(6/4更新)はお休みを頂いてしまい申し訳ありませんでした。

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前回の更新(11日)後は肩~頭サイズでどのポイントでも楽しめるコンディションとなっていましたが、ジワジワと落ち着いてきてしまい、土曜日以降は、ヤル気のなくなるほど一気にサイズダウン。

そんな中、一宮周辺は日曜日まで胸サイズをキープしていたので人気がありました。

そして、昨日(17日水曜日)の午後からは、平均して腹サイズまで波が出てきたので、意外や練習できるコンディションとなり、本日(18日)朝には、肩くらいまでサイズアップしてきましたよ。


それでは、各ポイント毎のここ最近の地形レポートに行きます!


【一宮】
火曜日(16日)の16時半頃の様子から地形を判断します。
潮はほぼ満タンの時間帯でした。

月曜日(15日)までは、このエリアの中で、他のポイントと比べてサイズがあったのですが、さすがに膝~腰サイズになってしまうと、物足りない感が出てきました。
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地形的には、前回と大きな変化はないので、アウトからインサイドまでピークも多く、特に中央の堤防周辺から右側の堤防までの範囲が、週末もかなりの人気がありましたね。
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胸くらいのサイズになれば、十分距離が乗れるようになりビギナーの方から練習できるファンなコンディションになりそうな地形です。
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タイミングは、潮が少ない時間帯だとピークがアウトになってきますが、波の力が弱くなってしまうので、個人的には、インサイドで波がまとまり形がコンパクトになる、ミドルタイドから上げているタイミングの方が狙い目だと思います。



【サンライズ】
火曜日(16日)の17時頃。
やはり潮は満タンの時間帯でしたが、ここ何週間で砂が付いて来て、地形が復活してきているので、胸~肩サイズあれば沖から十分楽しめる状態だと思います。

この日のような膝~腰コンディションでも、意外や遊べる波がありました。
形はコンパクトでピークが限られてしまいますが、一宮より距離が乗れているようです。
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普段はあまり注目されませんが、このサイズだと、いつもの中央のカレントの中にメインのピークができていました。
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狙い目はスモールコンディションの場合、ミドルタイドが無難な気がしますが、潮が多い時間帯の方が幾分サイズをキープしていて、波もまとまっているので、ミドルタイドから上げに向かう時間帯や、引き始めからのタイミングの方がオススメかと。
好みがあると思うので、乗れる距離を優先するなら、潮が少ない時間帯になりそうな地形です。
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【東浪見】
やはり見てきたのは火曜日(16日)です。時刻は18時頃でした。

普段はこのエリアの中で無難にできていて、胸以上のサイズがあれば上級者まで楽しめるコンディションで人気がありますが、さすがに膝~腰サイズになってしまうと、サイズに対して地形が深い印象でした。
特に右側半分は絶望的な様子です。
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左側に関してもピークは比較的多いものの、このタイミングでは波がコンパクトすぎてショルダーが張らず、走れる波がかなり限られていました。
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ここでやるなら、ある程度サイズがある日のミドルタイドを基準にして、上げ際や引きに向かう時間帯が無難な地形なのかと思います。



【志田】
ここからは昨日(17日水曜日)の様子からの地形レポートとなります。時刻は15時半頃。

前回よりもピークは定まっていましたが、地形的には更に手前になっていました。
この時は上げに向かう最中で、ちょうどミドルタイドとなる時間帯でしたが、膝~腰サイズでは、既に地形が深い印象でした。
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このサイズだと、アウトの反応がイマイチではありますが、インサイドで波がまとまり始め、波質は干潮時の力のない状態より、乗りやすいのでは?と思います。

また、この日のようなスモールコンディションでは、中央や左側のカレントの中にできるピークの方が、ショルダーは張りにくいものの、右側と比べて多少サイズも出るようですね。
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しかし全体的には、やはり腹~胸くらいのサイズが欲しいところ。
ここから更に潮が多くなると、波数も減ってしまいそうでした。
引きに向かう時間帯ではカレントが出る傾向なので、どちらかと言えば潮が上げに向かうタイミングが狙い目と成りそうな地形ではないでしょうか?



【太東】
昨日水曜日(17日)の16時頃の様子です。

前回の更新(11日)後からは、イマイチ波の小さい状態が続いていて、地形も更に手前に寄ってきたので、全体的にアウトまで深くなってしまったような状態です。
潮が上げに向かう時間帯で、後半に差し掛かっていたこともありますが、基本的にはサイズ不足で、潮が引いたからといってブレイクするというワケでもなさそうでしたね。。。
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ロングボードなら、膝~腰サイズあれば遊べるようになるかと思いますが、ショートボードに関しては、やはり胸以上のサイズが必要そうな地形です。
決してオススメはできませんが、敢えてここでやりたいのなら、上げ始めからか、潮が少ないくらいの時間帯となりそうな地形です。
ご注意)
海の家を建て始めているので、ビーチフロントの駐車場が規制されています。



【夷隅】
やはり昨日17日水曜日に見てきました。時間は17時頃になります。

ん~。。。ここも最近は凪が続いているので、前回(11日の地形レポート)と同様に、どんどん地形が手前になってしまってきました。。。
更に、いつものような目立ったカレントもないので、はっきりしたピークもありませんでした。
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全くサーフィン不可能と言う地形ではないのですが、今シーズンは、なかなかアウトの地形ができていないので、オススメできるコンディションではないですね。

ここを狙うのであれば、相変わらず潮が少ない時間帯で、波のサイズが胸~肩以上になると思いますよ。
ただし、
サイズが上がった場合は、カレントに注意が必要そうです。


今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。

さて、水温ですが、ここのところ19℃前後で安定しているので、基本はシーガルやロンスプ、晴れている日になると、スプリングの姿もちらほら見かけるようになりました。

また、この先の展望ですが、1週間ぶりのサイズアップで地形も変化してきそうですね。
どのポイントも悪い状態ではないので、更に良くなることを期待したいです。
夷隅や太東も復活してくれれば、混雑緩和になるのでは?

なお、明日19日金曜・20日土曜と天気が崩れる予報で、前線が絡んでいるものの低気圧が通ることで、オンショアコンディションが続く可能性が高く、南風が強く吹かなければ、波をキープしてくれるのではないでしょうか。

で、今回レポートは、小波を想定した狙い目コメント/見解となっているので、申し訳ないのですが、狙い目のタイミングが変わってきてしまいそうです。。。
まぁ、サイズUPといううれしい結果/期待ですので、その時はお許し下さい。

今回のレポートは以上です。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
それでは、また来週(木or金)レポートします。

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