南房総エリア
2015-06-26 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当、千倉の鈴木国雄です。

ざっくり一週間を振り返ると、波に恵まれた印象の南房総エリアです。
特に週末(20日/21日)は、クローズアウトするポイント迄出ましたので。
それにより、海底の砂が大きく動いたのでは!?
と思われますが、どんな地形の変化が有ったのか?無かったのか?
それでは、今週も早速行ってみたいと思います!
まずはいつも通り『千倉』から。
先週のレポート(6/18更新)では「ロータイドからの上げ始めがお勧めです」とお伝えしましたが、今は、ハイタイドからの引き始めにコンディションが上向く地形に変わった様です。
ただし、引き過ぎるとダンパーになってしまうので、お気を付け下さい!
6月23日(火)、ハイタイド約30分後の監視所前。
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そして、こちら教習所寄りは、かなり地形の変化が有り、潮が多いとブレークしづらく厚めのダラダラで、ミドルが更に深くなってしまった様子で、ブレークが消えてしまいます。。。
ですので、こちらは潮が引いた時間帯じゃないと厳しいかも知れません。
6月23日(火)、ハイタイド約30分後の教習所寄り。
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次はお隣『千歳』。
こちら千歳ですが、取材をした時間帯ですと、潮が多くミドルでウネリに戻ってしまう波が目立ちました。
相変わらずミドルが深そうな地形に変化は無い模様ですが、サイズが有ったので充分アウトでアクションを入れて、ライド出来ていました。
6月23日(火)、ハイタイド約40分後の正面。
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3ピーク共、同じ様な状況でしたが、潮が引けばコンディションが上向くのは、明らかな地形に感じられました。
ただ、こちらも引き過ぎると、ワイドブレークかダンパー気味になってしまうので、ミドルタイドの時間帯を見極めてチェックしてみて下さい。
そして和田方面『花籠』。
どうでしょう、潮が多めでしかもこの程度のサイズでも、アウトでブレークしているので、この辺りには、以前より若干砂が付いているのでしょうか・・・。
ただ、残念な事にこの後が続きません。。。
今のところ、ビギナーの方のテイクオフの練習には、お勧め出来そうな程度の地形です。
6月23日(火)、ハイタイド約50分後の正面。
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そして右寄りですが、潮が多いとまったくインサイド以外ではブレークせず、ショアーブレークのみでした。
6月23日(火)、ハイタイド約50分後の右寄り。
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こちら旧公民館前は、アウトでは何とかアクションを入れた、ライドが出来そうでした。
ただやはり、インサイド迄は乗り継げそうな波は、ブレークしていませんでした。
6月23日(火)、ハイタイド約60分後の旧公民館前。
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続いて『大原駐車場前』。
相変わらず、河口は大原正面へ蛇行していますが・・・
大原正面迄蛇行した河口。

あともう一息のところ迄、復活しつつ有るのでしょうか!?
6月23日(火)、ハイタイド約60分後の正面。
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そして最後に『白渚』。
このブレークを見る限り、アクションを入れてライドで来そうですが、この後が続きません(このフレーズ何回目か)。。。
まだまだミドルが深めな地形は、解消されていない様です。
6月23日(火)、ハイタイド約70分後のクジラオブジェ右寄り。
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こちらS&S寄りは、チェックしている間、インサイドのショアーブレークしか有りませんでした。
前回レポート(6/18)時は、ロータイド近辺にも関わらず、同じ様なコンディションでしたので、かなり深刻な状況が伺えます(心配)
6月23日(火)、ハイタイド約70分後のS&S前。
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以上が、今週(6/17~6/23)の当エリアの地形概況です。
そして、写真は有りませんが、最近度々登場している某所。
車から通りすがりで見た感じですが、そこそこの波がブレークしていましたので、まだまだ良い地形はキープされている様です。
引き続き、迷惑/違法駐車厳禁で、駐車場所等に充分配慮してお楽しみ下さい!
それでは、最後に水温。
最近は、ほとんどの方がシーガルやロンスプ、あるいはスプリングを着用していて、ジャーフルの方は、見かけなくなりました。
まあ個人差があるので、寒がりの方は引き続き3mmジャーフルを、お持ちになった方がベターかと思います。
以上です。
それでは、また来週(水or木)お会いしましょう!
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