南房総エリア
2015-07-02 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当、千倉の鈴木国雄です。

昨日(6/30)までは、梅雨時にしては晴れた日が続いていましたが、今日(7/1)からは連日の傘マークとなっています。
我々サーファーは、多少天気が悪くても波さえ有ればOKですので、気になるのは、やはり地形の善し悪。
と言う事で、今週も早速行ってみたいと思います!
まずはいつも通り『千倉』から。
この写真は、大潮周りのロータイド時ですが、ウネリが小さく、ショアーブレーク気味でした。
先週のレポートでもお伝えしましたが、やはりお勧めはハイタイドからの引き始めです。
6月30日(火)、ジャストロータイドの監視所前。
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逆に、こちら教習所寄りは、引いた方がコンディションが上向きます。
と言うか、引かないとブレークしない地形です。。。
6月30日(火)、ジャストロータイドの教習所寄り。
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次はお隣『千歳』。
正面はロータイドにも関わらず、ファーストブレークの後、厚くダラダラと消えてしまう波が目立ちました。
まだまだミドルが深そうな地形ですね。。。
6月30日(火)、ロータイド約10分後の正面。
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ただ右・左寄りなら、インサイド迄繋げられる波となっていました。
6月30日(火)、ロータイド約10分後の右寄り。
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相変わらず、潮の上げ下げで変化しますが、なんとか楽しめますので、しばらくは千歳から目が離せません。
そして和田方面『花籠』。
ほぼロータイド近辺ですので、なんとかアウトでブレークはしていたのですが、テイクオフは出来ても、その後ウネリに戻ってしまう波でした。
先週もお伝えしましたが、ビギナーの方のテイクオフの練習にはお勧め出来そうですが。。。
6月30日(火)、ロータイド約20分後の正面。
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そして右寄りも、潮が少ないのでかろうじて写真の様なブレークをみせていましたが、これでは、テイクオフさえ厳しい状況ですね・・・。
6月30日(火)、ロータイド約20分後の右寄り。
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こちら旧公民館前ですが、インサイド迄乗り継げはしませんが、アウトで2アクションは入れられそうな良い波が、ライト&レフト共にブレークしていました。
不思議と、サイズが何処よりも有りましたし。
6月30日(火)、ロータイド約30分後の旧公民館前。
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どうであれこの地形では、引き続き潮の引いている時間帯限定の様子です。
続いて『大原駐車場前』。
相変わらず、河口は大原正面迄蛇行していますが・・・。

6月30日(火)、ロータイド約30分後の正面。
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ここも含め、ミドルが深いポイントは、やはり潮の引いている時間帯がお勧めですね。
そして最後に『白渚』。
こちらも地形が悪化してから、そろそろ1ヶ月になりますが、未だ回復の兆しが見えません。。。
ロータイド近くでも、写真の様にテイクオフの後、ダラダラと消えてしまいます。
6月30日(火)、ロータイド約40分後のクジラオブジェ右寄り。
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更に重症?なのがS&S寄り。
花籠は、砂がビーチに上がってしまっているのが、目に見えて分かりますが、白渚の砂浜は平らなので、一体何処へ移動してしまっているんでしょうか・・・。
6月30日(火)、ロータイド約40分後のS&S前。
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以上が、今週(6/24~6/30)の当エリアの地形概況ですが、サイズがある程度無いと、和田方面は厳しい状況がしばらくは続いてしまいそうです・・・。
それでは、最後に水温。
最近は水温が高いので、シーガルやロンスプ、スプリングがお勧めです。
ただし、以前もお伝えしましたが、強めの南西風が二日以上連続で吹いた日の翌日は、特に急激な水温低下と成ることが多いので、そのタイミングで海にいらしゃる方は、念の為ジャーフルの御用意もお勧めします。
以上です。
それでは、また来週(水or木)お会いしましょう!
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