JPSAロングボード第3戦『マーボーロイヤル Kj プロ』終了!
2015-07-06 更新

男子は森大騎、女子は吉川広夏が共に開幕から2連勝で圧倒的なリードを保っている2015年のJPSAロングボード。
全5戦の内の折り返し地点となる第3戦『マーボーロイヤル Kj プロ』が湘南・辻堂で7月4日〜5日に開催されました。
初日は梅雨前線の南側で吹く南風。オンショアが強く、風波でコシ〜ムネ位と比較的サイズはあったものの、難しい戦いを強いられていました。
男子はトップシードが登場するR4、女子はR2まで進行。森大騎&吉川広夏、二人のカレントリーダーは共に危なげないライディングで共に1位通過。
その他、今イベントのディフェンディングチャンピオン、畑雄二、2位の堀井哲がスコアを伸ばして1位通過。
女子もディフェンディングチャンピオンの菅谷裕美(旧姓・鈴木)を始め、2位の田岡なつみなどが勝ち上がり、SF進出を決めていました。


5日の最終日はオフショアに変わり、風波が一気にサイズダウン。
数少ないコシ位のセットを選んでの戦いとなり、波の奪い合いでインターフェアを犯した選手も...。
QFではディフェンディングチャンピオン並びに2014年のグランドチャンピオン、畑雄二。秋本祥平、尾頭信弘。SFでは森大騎さえも姿を消していました。
そんな中、実力と共に運を呼び込んだファイナリストは松山欣則、堀井哲、新城譲、一岡祥平の4名。
松山欣則以外は全て湘南ローカル。特に一岡祥平は辻堂が地元であり、スポンサーのマーボーロイヤルもサポートしている選手。初のファイナル進出にインタビューも緊張した様子でした。
ファイナルは湘南ローカルを相手に42歳のベテランの松山欣則(写真上2枚)が序盤からリード。
6.00をスコアし、後半にはバックサイドでハングファイブから縦方向へのスピードあるアプローチでフィニッシュ。
ハイエストスコアの8.00をマークし、トータル14.00。2011年の新島以来、4年振りの優勝!

女子は安定したノーズライドを武器に勝ち上がってきた吉川広夏(写真上)がファイナルでも崩れず、フロントサイドでのハングファイブで得た5.75を含むトータル9.25で優勝。
男子、女子共にカレントリーダーは変わらず、特に吉川広夏は次の第4戦の結果次第で最終戦を待たずに2年連続のグランドチャンピオンを確定させる可能性があります。
次の第4戦は8月25日〜30日に開催される『ALL JAPAN SURFING CHAMPIONSHIP』
50周年のNSAとの共同開催で会場は千葉・太東〜志田下を予定しています。
ショートボードの方は第4戦『夢屋サーフィンゲームス 田原オープン』が8月6日〜9日に伊良湖でが開催されます。
JPSAロングボード第3戦
『マーボーロイヤル Kj プロ』結果
1位 松山欣則
2位 堀井哲
3位 新城譲
4位 一岡祥平
女子
1位 吉川広夏
2位 大池裕美子
3位 田岡なつみ
4位 菅谷裕美
JPSA公式サイト
photo: 日本プロサーフィン連盟(JPSA)
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