南房総エリア
2015-07-09 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当、千倉の鈴木国雄です。

連日の報道等により皆さんもご存知の通り、台風が日本列島に接近中、しかもトリプル!
高潮もそうですが、梅雨前線を刺激して、大雨等による被害が出ない事を願いながら、適度なウネリだけを期待していますが、今後の進路から目が離せませんね。。。
それでは、当エリアの地形概況、今週も早速行ってみたいと思います!
まずはいつも通り『千倉』から。
7月に入ってからの連日の雨で、河口が広がり大量の土砂が流れたせいか、インサイドには大分砂が溜まった様です。
この写真の時間帯ですと、まだ潮が多くちょっとボヨついてはいますが、レフト&ライト共に厚めながらライド出来ていました!
7月7日(火)、ハイタイド約2時間後の監視所前。
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引き過ぎるとワイドダンパーが目立つ地形です。
こちら教習所寄りも、ほぼ同じ様な地形で、お勧めの潮周りもミドルタイドです。
7月7日(火)、ハイタイド約2時間後の教習所前。
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次はお隣『千歳』。
前回のレポート(7/1)では、「正面はファーストブレークの後、厚くダラダラと消えてしまう波が目立ちました」とお伝えしましたが、この日はサイズが胸~肩位有ったので、アウトでアクションを入れて乗れていました!
7月7日(火)、ハイタイド約2時間10分後の正面。
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まだミドルの地形が深そうですね。。。
続いて右寄りですが、潮が多いせいか厚めの波が目立ちました。
ただ、こちらも正面同様、セットは充分乗れそうでした!
7月7日(火)、ハイタイド約1時間10分後の右寄り。
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そして、総合的に見て、左寄りのブレークが一番良さそうでした。
地形的に安定していそうです。
7月7日(火)、ハイタイド約1時間10分後の左寄り。
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サイズやウネリの向き、、潮の上げ下げ等で、クオリティーの変化は有りますが、風さえ合えば、ここ千歳は、相変わらずコンスタントに楽しめそうな地形をキープしています。
そして和田方面『花籠』。
ここ数ヶ月で、一番良いブレークをしている様な気がしますが、どうでしょうか!?
しかも、潮がまだ多い時間帯にも関わらず!
ただ残念ながら、インサイド迄は続きませんが、以前よりはスープの感じからしても、ドン深だったミドルあたりに砂が付いた様に思えます。
7月7日(火)、ハイタイド約1時間20分後の正面。
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そして右寄りも、良い感じの波がブレークしていました。
7月7日(火)、ハイタイド約1時間20分後の右寄り。
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こちら旧公民館前も、花籠正面とほぼ同じ様な、コンディションでした。
この辺りも、7月に入ってからの連日の雨で、大量の土砂が流れて砂が溜まり出したのでしょうか!?
7月7日(火)、ハイタイド約1時間30分後の旧公民館前。
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続いて『大原駐車場前』。
こんなに、河口が広がっていました・・・。

大原正面も、アウトで1~2アクション入れて楽しめそうな波が、ブレークしていました。
皆さん、ノーマークなんでしょうな。。。
花籠に2名、こちらは0名でした。
7月7日(火)、ハイタイド約1時間30分後の正面。
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こちらも、サイズが胸以上有る時には、チェックしてみる価値が有りそうな地形になってきました!
そして最後に『白渚』
クジラオブジェ右寄り、この日はサイズが有るせいか、やはりいつもよりは乗れそうでしたが、途中消えてしまう地形は、改善されてはいませんでした。
7月7日(火)、ハイタイド約1時間40分後のクジラオブジェ右寄り。
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S&S寄りは、一言で言えば「ウ~ン惜しい」です。
ウネリは良い感じで入って来て、ファーストブレークもまあまあですが、写真の様にトップターンの後、厚く消えてしまいう地形です(残念)。
7月7日(火)、ハイタイド約1時間40分後のS&S前。
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そして、久し振りの登場、左奥のリーフ周りです。
ここ最近、例のレフトブレークの地形が復活し出して、前述の2ピークが良く無いので、みなさんこちらで楽しんでいます。
7月7日(火)、ハイタイド約1時間40分後の左奥。
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以上が、今週(7/1~7/7)の当エリアの地形概況ですが、ずっと厳しい状況が続いていた和田方面が、場所によっては上向き傾向に見れますので、これから本格的な夏に向い期待が持てそうです。
それでは、最後に水温。
先週の木曜日から一昨日(7/6)迄は、連日の南西風により、一気に水温が下がり、仕舞いかけてたジャーフルを引っ張り出す程でした。
ちなみに、昨日(7/7)はシーガルで行けましたが、やはり南西の風が強めに吹いた後の水温は侮れません。
シーガル、ロンスプ、スプリングに加えて、一応念のためジャーフルもお持ちになった方が良いかと。
以上です。
それでは、また来週(水or木)お会いしましょう!
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